バトルライン の変更点


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** バトルライン/Battle Lineとは [#c7c7e62e]

バトルラインは、消費されるスピードより速いスピードで新作を出しまくることで有名な、ライナー・クニツィア博士の最高傑作2人用ゲームである。

まず初めに。このゲームは、BGAではプレイ出来ず、その代わり、 "TkmOnline" というところで、フリーでプレイ出来る。

https://omatztw.github.io/tkmonline/index.html
https://mitdok.github.io/tkmonline/

2023/07/25現在、毎週月曜の20:00に定例会が開かれている。

9つのフラッグをはさみ初期手札7枚の2人のプレーヤーがフラッグの前に部隊カードや戦術カードを出し合い、3枚のカードによって構成されたフォーメーションで強弱を決め、''連続する3フラッグ''もしくは''過半数に相当する5フラッグ''を獲得したプレーヤーの勝利となる。

部隊カードは1~10の6色(r,o,y,g,b,p)の60枚、戦術カードは9種10枚。

フォーメーションは以下の通り。フォーメーションは出された3枚のカードの種類によって決定され、カードが出された順番は問わない。

強
↑
1.ウェッジ(ストレートフラッシュ):同色連番:例:r8r9r10
2.ファランクス(スリーカード(ただし、このゲームはフラッシュよりスリーカードの方が作りにくいため、ポーカーで言うところのフォーカードのポジションに相当)):同数字3枚:例:p3y3o3
3.バタリオン(フラッシュ):同色3枚:例:b8b9b3
4.スカーミッシャー(ストレート):連番3枚:例:r4p5b6
5、ホスト(ブタ):上記以外:例:y1p1o2
↓
弱

このゲームには、ポーカーの''ワンペア''に相当する役は存在せず、ファランクス(スリーカード)になりそこねたワンペアは、''ホスト(ブタ)''扱いとなる。

また、ポーカーでは、フラッシュ同士やブタ同士の決着は''ハイカード''で決めるが、このゲームでは、バタリオン同士、ホスト同士の決着は''3枚の数字の合計''で決める。

ホストはいわゆる''役なし''であるが、ゲーム終盤になると、''ファランクスの出来損ない''や、''そもそも役が作れない''などといった理由で、''ホスト対ホスト''の対決になることも珍しくないので、甘く見るなかれ。

もし全く同じ強さのフォーメーション同士となった場合は、''先に3枚目のカードを置いた側''の勝利となる。

このゲームのルールの難易度はやや低めであるが、ひとつだけやや複雑かつ重要なルールがある。それは''勝利宣言''。

片方のプレーヤーがフォーメーションを完成させた時、それがもう片方のプレーヤーの''想定されうる最強の役(ポーカー用語で「ナッツ」)''を上回っていた場合、勝利宣言をすることができる、というルールがある。

このゲームには''ベーシックルール''と''アドバンスルール''の2種類が存在し、ベーシックルールでは、勝利宣言は''手番終了時''、アドバンスルールでは''手番開始時''となる。どちらかというと''アドバンスルール''が主流であるが、''ベーシック派''も少なからず存在し、迂闊にdisると宗教論争に発展するため注意が必要。このwikiでは''アドバンスルール''について言及する。

勝利宣言が行われた列には、空きスペースがあっても、それ以上カードは出せない。

ベーシックルールでは''空きスロット''が発生しやすい。アドバンスルールでは、負けが確定した列に対して1手番の余裕があり、その1手番を使って空きスペースにいらないカードを捨てたり、戦術カードで逆転を図ることが可能。 "TkmOnline" は、''ベーシックルール・アドバンスルール''の両方に対応。

戦術カードは9種10枚存在し、ポピュラーなところでは、''好きな色、好きな数字になるオールマイティ''が存在する。勝利宣言を行う際は''戦術カードによる逆転''を考慮する必要はない。例えば、''o9o10''と''y1p1''が見合っていて、''y1p1''側が''g1''を出し、既に''o8''がどちらかの陣営でプレイされていたとする。その場合、''o9o10''側のナッツは''o9o10o7のバタリオン''となり、''y1p1g1''側のファランクスを上回ることが出来ないため、アドバンスルールの場合、''y1p1g1''側は、次の手番の開始時に勝利宣言を行うことが出来る。

このゲームの最も強い役は''8,9,10によるウェッジ(ロイヤルストレートフラッシュ)''であり、それを相手より先に完成させた場合、''同じ強さのフォーメーション同士がぶつかった場合、先に3枚目のカードを出した方の勝利となる''というルールにより、戦術カードを使われなければ、アドバンスルールの場合、8,9,10側は次の手番の開始時に勝利宣言が出来る。

勝利宣言は、多くの場合、''負け側は何枚かのカードを出していて、それによって構成されうる最強役が勝ち側を上回れない''という場合が多いが、ゲーム終盤になると、''1枚もカードを出していなくても、残っているカードによる最強役(いわゆる「場のナッツ」)が勝ち側を上回れない''というケースが存在し、その場合、最悪、3つの空きスロットが発生することになるので、注意が必要。

プレーヤーは、カードをプレイしたら、''部隊デッキ''または''戦術デッキ''のどちらかから、カードを1枚補充する。戦術カードは、何枚持ってもかまわない。ただし、戦術カードは非常に強力なため、''相手より1枚多い枚数までしか使えない''というルールがある。つまり、あるプレーヤーが1枚戦術カードを使用したら、そのプレーヤーは、相手プレーヤーが1枚戦術カードを使うまで、2枚目の戦術カードは使えない、ということになる。この状態を''戦術ロック''と呼び、''戦術ロックの間にゲームを決着させる''というプレイも立派な戦法である。

当然のことながら、戦術カードが全部なくなったら、部隊デッキからドローするしかない。戦術カードも部隊カードもなくなる、というケースも珍しくなく、その場合、ドローは出来ず、持っているカードのみで戦う。

** 文責 [#c5cd7fc7]
Faceman

** 戦術カード [#ka9bc731]

[[./戦術カード]]

** 攻略記事 [#ka9bc731]

[[./基本戦略]]