アークノヴァ/厳選棋譜 の変更点


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* 展望塔 [#m1e925ef]

** 4人戦4番手, 26ターン終了, 113点, とくちゃん(Tomoaki) [#q558ea0d]
https://boardgamearena.com/table?table=407952589

野生復帰から入ることで大学なしの状態で[[水族館>アークノヴァ/後援者カード#S245]]を出せるようにし、[[通用口>アークノヴァ/後援者カード#S257]]とも絡めてぶん回ったイレギュラーなケース。

初期手札には[[通用口>アークノヴァ/後援者カード#S257]]、[[水族館>アークノヴァ/後援者カード#S245]]とともにヨーロッパとオーストラリアの野生復帰カードがあり、両方ともピックすることで受けを広くしている。幸い、[[カモノハシ>アークノヴァ/動物カード#A449]]がディスプレイにめくれてくれて、無事野生復帰から入ることができた。その後、[[タイリクオオカミ>アークノヴァ/動物カード#A417]]を拾えてヨーロッパの野生復帰まで活かせているし、正直初期手札と展開にかなり恵まれたゲームだったと思う。

1ラウンドの野生復帰の際に[[噛みつき>アークノヴァ/動物カード#t22f43f5]]のキューブをオープンにしたのは一つのポイント。休憩フラグが切れる寸前でワーカーを取っても活かせない状況だったのもあるが、将来的に[[通用口>アークノヴァ/後援者カード#S257]]の効果でお金はどんどん入ってくると予想されるため、不足しがちになるのはカードだと考えた。&br;&br;

No Wonders さんの YouTube チャンネルでも紹介していただきました。
https://www.youtube.com/watch?v=uxhuHzAc-JM
&br;


** 4人戦1番手, 27ターン終了, 111点, とくちゃん(Tomoaki) [#n56da010]
https://boardgamearena.com/table?table=451353039

不利な状態からスタートしたけれども、その後の展開に恵まれて早期終了が叶ったゲーム。

[[インドサイ>アークノヴァ/動物カード#A432]]や(基本保全計画と絡む)[[オーストラリアの専門家>アークノヴァ/後援者カード#S212]]こそあるものの、初期手札に1ラウンドから出せる動物が1枚もなく、しかもカードアクションが2のスロットにあって気軽に噛みつくこともできない状態からのスタート。そして2ドローで唯一引けた出せる動物が[[チーター>アークノヴァ/動物カード#A401]]。保全計画には噛み合っているが、展望塔に隣接させるとお金が足りなくなるので仕方なく外した位置から。

そんな中で、他プレイヤーから出てきたアフリカの野生復帰が神で、これで[[チーター>アークノヴァ/動物カード#A401]]を野生復帰させつつ保全点5に到達させてボーナスで研究1評判2の大学を取り、[[タスマニアデビル>アークノヴァ/動物カード#A425]]の噛みつきにつなげることができた。[[タスマニアデビル>アークノヴァ/動物カード#A425]]のアイコンは2つとも基本保全計画に絡んでおり、1評判でちょうど評判5に到達する完璧なかたち。保全計画は肉食動物の2に行くこともできたが、この一連の流れが良すぎるので、肉食動物アイコンを2つ失っても[[チーター>アークノヴァ/動物カード#A401]]を野生復帰させる価値は十分にあったと思う。ちなみに最初に肉食動物の野生復帰カードを捨てており、あと[[チーター>アークノヴァ/動物カード#A401]]を野生復帰できるのはアフリカの野生復帰カードしかないので、その意味でもピンポイントであった。

その後も[[ニュージーランドアシカ>アークノヴァ/動物カード#A423]]、[[ライオン>アークノヴァ/動物カード#A402]]と、[[群れ>アークノヴァ/動物カード#t0694056]]系の動物がタイミング良く出てきて噛みつくことができ、オーストラリアと肉食動物の保全計画に向けても加速していけて恵まれていた。[[オーストラリアの専門家>アークノヴァ/後援者カード#S212]]の[[育児嚢>アークノヴァ/動物カード#u959ac8e]]による訴求点上昇効果とも合わさり、展望塔周りを3ヶ所しか使ってないにもかかわらずゲームが終わった珍しいケース。

最後に休憩が入って6ラウンドゲームにはなったが、5ラウンドの状態でもお金は足りていた。一応、対戦相手の oriko_mikuni さんが[[アジアゾウ>アークノヴァ/動物カード#A431]]と[[ユーラシアヒグマ>アークノヴァ/動物カード#A416]]からの協会ダブルで猛烈な追い上げを果たしており、勝負自体は1点差で決着する非常に際どいものであった。シビアに行くなら、最後の休憩時に[[戦勝記念塔>アークノヴァ/後援者カード#S274]]を取って、(保全計画報酬で出して)もう1点稼ぎにいかないといけなかったかもしれない。

基本保全計画に向けたアイコンに恵まれすぎたために、逆に終盤[[インドサイ>アークノヴァ/動物カード#A432]]からの保全計画で5保全点を取るのには一苦労。4ラウンドの終了時に[[エクアドルリスザル>アークノヴァ/動物カード#A467]]を噛みつき、5ラウンドの初手に[[ウミガメの水槽>アークノヴァ/後援者カード#S250]]を場から直接プレイすることで動物アイコンを2種類増やして種の多様性の5に到達させた部分はややテクニカルで、勝負の分かれ目になる大きなポイントだったと思う。&br;&br;


** 4人戦4番手, 27ターン終了, 120点, とくちゃん(Tomoaki) [#xcb3bc36]
https://boardgamearena.com/table?table=512386066

収入、訴求点、保全計画の三拍子そろって順調な発展を遂げた[[展望塔>アークノヴァ/マップ#a23b8f8d]]。

初手の4枚([[アーケード>アークノヴァ/後援者カード#S281]],[[コフウチョウ>アークノヴァ/動物カード#A518]],[[アイベックス>アークノヴァ/動物カード#A444]],草食動物の野生復帰)から相当噛み合っている。[[アーケード>アークノヴァ/後援者カード#S281]]と[[コフウチョウ>アークノヴァ/動物カード#A518]](による[[気取った姿勢>アークノヴァ/動物カード#d18522b8]])は序盤から収入に貢献してくれるし、[[アーケード>アークノヴァ/後援者カード#S281]]の配置時に5金を取れることで、1ラウンドから[[コフウチョウ>アークノヴァ/動物カード#A518]]と[[アイベックス>アークノヴァ/動物カード#A444]]を両方プレイできる。

大陸の保全計画がアジアしかない厳しい場で、2ラウンドに[[アイベックス>アークノヴァ/動物カード#A444]]の野生復帰が約束されている。今回は事前に[[コアラ>アークノヴァ/動物カード#A448]]を取れたことで、3マス囲い地に[[アイベックス>アークノヴァ/動物カード#A444]]を飼った上で野生復帰させ、そこに改めて[[コアラ>アークノヴァ/動物カード#A448]]を飼うプランが成立。お金もギリギリ足りており、野生復帰によって減った収入をしっかり補ってくれた。

2ラウンドまでの流れを見るだけでも十分順調なのだが、その後も既にプレイ条件を満たしている[[ジャイアントパンダ>アークノヴァ/動物カード#A433]]を引けたり、[[ブチハイエナの放飼場>アークノヴァ/後援者カード#S252]]を取ったところに[[ディンゴ>アークノヴァ/動物カード#A424]]と[[ハイイログマ>アークノヴァ/動物カード#A411]]を引いてきたり、その[[ハイイログマ>アークノヴァ/動物カード#A411]]を野生復帰できたり、5ラウンドになっても種の多様性の5が空いていたり・・と、恵まれた要素がそろっていた。

序盤から訴求点を増やせればそれは収入にもつながるわけで、[[展望塔>アークノヴァ/マップ#a23b8f8d]]ではスタートダッシュがいかに大事かがわかるゲームだと思う。&br;&br;


** 4人戦3番手, 27ターン終了, 117点, とくちゃん(Tomoaki) [#h9dacfba]
https://boardgamearena.com/table?table=532091410

2ラウンドにヨーロッパの5に届く、非常に恵まれた初期手札からスタートした[[展望塔>アークノヴァ/マップ#a23b8f8d]]。

初期手札は[[ヨーロッパの専門家>アークノヴァ/後援者カード#S211]]、[[アイベックス>アークノヴァ/動物カード#A444]]、[[アフリカタテガミヤマアラシ>アークノヴァ/動物カード#A445]]、[[ヨーロッパヤマカガシ>アークノヴァ/動物カード#A487]]の4枚で、ヨーロッパの提携動物園さえ取れれば1ラウンド中に3枚全部の動物を出すお金が足りてヨーロッパアイコンを5にできるほどの恵まれ具合。[[ヨーロッパの専門家>アークノヴァ/後援者カード#S211]]の効果で囲い地を作る手数も節約できる。

初期手札の候補には他に[[ヒヒの岩>アークノヴァ/後援者カード#S247]]と[[アカゲザル園>アークノヴァ/後援者カード#S248]]のコンボもあったが、さすがにヨーロッパ優先だろうと思って捨てた。安い動物が多く、序盤からたくさんプレイして+2訴求点を得やすいヨーロッパは[[展望塔>アークノヴァ/マップ#a23b8f8d]]と相性が良いと思う。

その後もふれあい動物園で効率良く訴求点を稼いだり、生息地の多様性の5を取れたりと、終始順調に推移した。途中、カードアクションで噛みつかずにドローしたほうが結果的に伸びたと思われる場面もあったが、安全策で噛みついている次第。&br;&br;


** 4人戦2番手, 28ターン終了, 127点, とくちゃん(Tomoaki) [#a00dd87d]
https://boardgamearena.com/table?table=534489343

保全計画5回で18保全点を稼いだ[[展望塔>アークノヴァ/マップ#a23b8f8d]]。その上で4つ目の提携動物園の2保全点まで取れている。

主に[[アメリカフクロウの小屋>アークノヴァ/後援者カード#S249]]の知覚力2による引きに恵まれたことが要因。このゲームは最初から最後まで保全計画を中心に流れるように計画が進行しており、時系列で見るとわかりやすいと思うので以下にまとめておく。ここまで曖昧な手を打つ必要のなかったゲームは珍しいと思う。&br;&br;


初期手札:[[アメリカフクロウの小屋>アークノヴァ/後援者カード#S249]]、[[コフラミンゴ>アークノヴァ/動物カード#A497]]、[[トキイロコンドル>アークノヴァ/動物カード#A506]]で鳥類特化の方向。

1手目:[[アメリカフクロウの小屋>アークノヴァ/後援者カード#S249]]を出すためのX-トークンを取る。X-トークンはマップから取る手もあったが、5金ボーナスと[[コフラミンゴ>アークノヴァ/動物カード#A497]]で展望塔周りを使うために1手使って取る。

2手目:アフリカの提携動物園を獲得。ここまで残ってたことで、2ラウンドにアフリカの2が可能。

3手目:[[アメリカフクロウの小屋>アークノヴァ/後援者カード#S249]]をプレイ。知覚力2で[[メンフクロウ>アークノヴァ/動物カード#A513]]を引けて、これで[[トキイロコンドル>アークノヴァ/動物カード#A506]]の条件まで満たせる。

4手目:建設で[[案内人付きの校外見学>アークノヴァ/後援者カード#S261]]を拾う。

5手目:[[コフラミンゴ>アークノヴァ/動物カード#A497]]をプレイ。知覚力2で[[マレーグマ>アークノヴァ/動物カード#A409]]。非常に幸運。

6手目:[[案内人付きの校外見学>アークノヴァ/後援者カード#S261]]をプレイ。

7~8手目:1マス建設から[[メンフクロウ>アークノヴァ/動物カード#A513]]をプレイ。[[知覚力4>アークノヴァ/動物カード#g02e5ff9]]で[[レッドヘッドアガマ>アークノヴァ/動物カード#A473]]。休憩前にここまで間に合い、収入は17金。

9手目:X-トークン。このあとでようやく休憩。

10手目:アフリカの2の保全計画でワーカーを取る。

11手目:後援者アクションで5金。

12手目:訴求点による収入効率を考えると、この場面で一番プレイしたいのはト[[トキイロコンドル>アークノヴァ/動物カード#A506]]。加えて[[レッドヘッドアガマ>アークノヴァ/動物カード#A473]]も同時にプレイできるようにするため、X-トークンを使って5金ボーナスも交えた建設をしたが、すぐに休憩が来てしまった。2ラウンドは非常に短くたった3手のみ。

13手目:アジアの提携動物園を獲得([[マレーグマ>アークノヴァ/動物カード#A409]]を優先)。

14手目:[[トキイロコンドル>アークノヴァ/動物カード#A506]]と[[レッドヘッドアガマ>アークノヴァ/動物カード#A473]]をプレイ。知覚力2で[[シロフクロウ>アークノヴァ/動物カード#A503]]。これで鳥類の5が保証される。

15手目:[[地球規模の繁殖計画>アークノヴァ/後援者カード#S215]]を[[噛みつき>アークノヴァ/動物カード#t22f43f5]]。これを取れたのは本当に大きかった。基本保全計画はアフリカはもう済んでおり、鳥類は自力で5が行けるため、必然的に軽減効果を活かす対象は残り2つの種の多様性とオーストラリアになる。

16手目:[[地球規模の繁殖計画>アークノヴァ/後援者カード#S215]]をプレイ。

17~18手目:2マス建設から[[マレーグマ>アークノヴァ/動物カード#A409]]のプレイで、[[地球規模の繁殖計画>アークノヴァ/後援者カード#S215]]を使って種の多様性の5。鳥類よりもライバルが発生しやすい種の多様性を優先したかたち。8保全点のボーナスでオーストラリアの提携動物園を獲得。そして保全計画報酬で[[パプアヒクイドリ>アークノヴァ/動物カード#A516]]を[[噛みつき>アークノヴァ/動物カード#t22f43f5]]。これでオーストラリアアイコンあと1つでオーストラリアの4に届く状況になった。

19手目:後援者アクションで休憩入れて3ラウンド終了。[[南北アメリカの専門家>アークノヴァ/後援者カード#S210]]を[[噛みつき>アークノヴァ/動物カード#t22f43f5]]。

20手目:カードアクションでX-トークン。

21手目:大型鳥類館と([[シロフクロウ>アークノヴァ/動物カード#A503]]のための)1マスを建設。展望塔周りの[[トキイロコンドル>アークノヴァ/動物カード#A506]]の囲い地を空ける。

22手目:[[シロフクロウ>アークノヴァ/動物カード#A503]]と[[パプアヒクイドリ>アークノヴァ/動物カード#A516]]をプレイ。[[知覚力4>アークノヴァ/動物カード#g02e5ff9]]で鳥類繁殖計画と[[グレビーシマウマ>アークノヴァ/動物カード#A429]]。知覚力2で[[モロクトカゲ>アークノヴァ/動物カード#A493]]。ここの引き運で、オーストラリアの4でゲームを終わらせるまでの計画が出来上がったが、ライバルより先に取れるかどうかはまだ展開次第。また、[[グレビーシマウマ>アークノヴァ/動物カード#A429]]は草食動物アイコンで[[案内人付きの校外見学>アークノヴァ/後援者カード#S261]]の1保全点条件をちょうど満たすために6+3=9点のカードになっており、何気においしい。

23手目:鳥類の5の保全計画。その後も保全計画を加速するため、報酬はX-トークン3つ。ここで、最終得点計算カードをマップの空きマス数を参照するものに確定。選択肢としては空きマスをたくさん残して3保全点を狙うか、2保全点で諦めつつ[[南北アメリカの専門家>アークノヴァ/後援者カード#S210]]で稼ぐかのどちらか(最終的に後者を選択)。

24手目:X-トークン4つを使って保全計画連続で、鳥類繁殖計画。

25手目:最後の建設([[パプアヒクイドリ>アークノヴァ/動物カード#A516]]による乗数)。[[モロクトカゲ>アークノヴァ/動物カード#A493]]と[[グレビーシマウマ>アークノヴァ/動物カード#A429]]のための囲い地と、[[南北アメリカの専門家>アークノヴァ/後援者カード#S210]]で1保全点を得るための売店、残ったお金で展示館。カードアクションを[[機敏>アークノヴァ/動物カード#od92cb11]]。

26手目:後援者アクションで休憩入れて4ラウンド終了。

27手目:[[モロクトカゲ>アークノヴァ/動物カード#A493]]と[[グレビーシマウマ>アークノヴァ/動物カード#A429]]をプレイ。

28手目:X-トークン3つを使って4つ目の提携動物園を取って2保全点を得ながら、オーストラリアの4の保全計画([[地球規模の繁殖計画>アークノヴァ/後援者カード#S215]]使用)。報酬で[[南北アメリカの専門家>アークノヴァ/後援者カード#S210]](6点相当)をプレイ。これでゲーム終了。&br;&br;&br;



* 屋外区域 [#ca690e4c]

** 4人戦3番手, 26ターン終了, 122点, とくちゃん(Tomoaki) [#h1831910]
https://boardgamearena.com/table?table=393460758

[[屋外区域>アークノヴァ/マップ#gfd13911]]の長所がよく表れたゲーム。

配置ボーナスで提携動物園を取れるのは本当に強く、2ラウンドに保全計画へ行ければ、2ラウンド終了までに建設と協会を改良した状態で、3つ目の提携動物園を取ってワーカーを3人にできる。これで3ラウンドから保全計画を2回打てる体制ができあがる。

休憩の速度的に3ラウンドに2回は打てなかったが、[[ワシミミズク>アークノヴァ/動物カード#A512]]と[[メンフクロウ>アークノヴァ/動物カード#A513]]の[[知覚力>アークノヴァ/動物カード#g02e5ff9]]の効果によって草食動物繁殖計画とヨーロッパの野生復帰を引けていたため、保全計画の受け皿は十分だった。爬虫類の2が終盤まで残っていたのも運がよく、最終的に保全計画は5回で最終得点計算カード(自然保護動物園)3保全点。

[[屋外区域>アークノヴァ/マップ#gfd13911]]は3つ目の大学を取ったときの2保全点に目が行きがちだが、早くゲームを終わらせられる場合は気にしなくてよい。むしろ大学を取らない状態で走りきれれば一番強い。

実は大型動物は1頭もプレイせず。(屋外区域のみの4人戦のため、辛かった印象。)一見屋外区域の周囲を活かしきれてないように見えるが、メリットの享受は中型(サイズ3)の動物で十分。何よりも、他のマップだと(X-トークンを使わない)建設アクション1回につき1つしか作れない中型以上の動物を飼える囲い地を、屋外区域なら複数作れるのが大きい。さらに2マス囲い地の保全計画収入を利用すれば、建設アクションの必要すらない。

今回は序盤は小型動物中心で進め、屋外区域周りに動物を飼い始めたのは3ラウンド以降。囲い地のコスト軽減効果は早めに使いたいと思っていたが、これでまったく問題ない模様。むしろ、収入が潤沢になる中盤から終盤にかけてのほうが高コストの強い動物は出しやすいので、そのときまで屋外区域周りは空けておくほうが動きやすいかもしれない。

サイズ5の大型動物を飼える囲い地が余ってしまったが、これはドローの受け皿としてより広い種類の動物を飼えるようにするために用意していたもの。また、[[ガラパゴスゾウガメ>アークノヴァ/動物カード#A481]]を出したときに、[[こそ泥>アークノヴァ/動物カード#je8575b7]]対策で念のためカードを1枚売っており、それにより1点損している。要所で引き運に恵まれたとは思うが、このように安全策を取っても26ターンで122点を出せる[[屋外区域>アークノヴァ/マップ#gfd13911]]のポテンシャルは相当高いと思われる。&br;&br;


** 4人戦1番手, 27ターン終了, 107点, とくちゃん(Tomoaki) [#y4ebdaa9]
https://boardgamearena.com/table?table=396414581

建設アクションを裏返さずにうまく回したゲーム。終盤に2マス囲い地の置き場所を1ヶ所ミスしており、建設が1回余分に必要になったので本来のポテンシャルは26ターン。

初手に[[コフウチョウ>アークノヴァ/動物カード#A518]]があったから、それで売店1つ置ければ以降は囲い地のみでも収入は十分だと考えた。「ヨーロッパの提携動物園→2マス→[[アフリカタテガミヤマアラシ>アークノヴァ/動物カード#A445]]→2マス&オーストラリアの提携動物園→[[コフウチョウ>アークノヴァ/動物カード#A518]]」で必要なお金ちょうど25金で、草食動物繁殖計画も使えるかたちだから狙ってみようかと。建設を裏返さない以上、草食動物繁殖計画では2マス囲い地のキューブ外しはマスト。

2ラウンドに(初手ピックの残り1枚の)[[ボリビアアカホエザル>アークノヴァ/動物カード#A466]]ともう1頭別の大陸の動物を出した上で、X-トークンを3つ(マップから2つ、あわよくば休憩で1つ)取れれば、3ラウンドに3つ目の提携動物園を取ってワーカーを増やしながら生息地の多様性の5の保全計画を達成できる。(ここまでは1ラウンドの時点で視野に入れている。)

[[ノドジロオマキザル>アークノヴァ/動物カード#A463]]を噛みついた場面はちょっと攻めていて、安全に行くなら[[ダスキールトン>アークノヴァ/動物カード#A460]]を取るべき。(ダスキールトンはマップボーナスで取れそうだったので攻めた。)その後も[[テングザル>アークノヴァ/動物カード#A451]]を拾えたり、テングザルのために作った囲い地に[[マンドリル>アークノヴァ/動物カード#A457]]まで飼えたり・・と、恵まれていた。

後援者は最初にアクションが5にあるのに何も出したいものがなかった状況も手伝い、さっさと2つ目の提携動物園で裏返して初踏みから10金を得るプラン。建設を裏返さないからこそこの動きが可能で、このプランだと裏返す順番は「後援者→協会→動物」になる。

なんと、最後まで1枚も後援者を出さずに終了!アークノヴァは後援者ゼロでも展開によっては勝てて、26ターンで終わるゲームだということが分かる結果。

ちなみに、最終得点計算カードは2枚ともこの戦術とはまったく噛み合っておらず、ゲーム開始時点で0保全点になるであろうことは覚悟していた(笑)。&br;&br;


** 4人戦2番手, 26ターン終了, 115点, とくちゃん(Tomoaki) [#rd026a69]
https://boardgamearena.com/table?table=399008918

[[地球規模の繁殖計画>アークノヴァ/後援者カード#S215]]を利用し、保全計画を6回やって走りきった[[屋外区域>アークノヴァ/マップ#gfd13911]]。休憩フラグを切るためだけに後援者アクションを強さ2で打たされているターンがあり、もう少し周囲の休憩速度が早ければ25ターンで終わっている計算で、非常に強かった。

[[地球規模の繁殖計画>アークノヴァ/後援者カード#S215]]は、中盤の「生息地の多様性」の5と「霊長類」の4に貢献し、実質4保全点を稼ぎ出してくれている。プレイした後援者はこれ1枚のみ。実際、ただでさえ[[屋外区域>アークノヴァ/マップ#gfd13911]]と相性の良い生息地の多様性を、大陸アイコン1つ足りない状態でも完遂できるのは大きい。

1つ上でレポしたケースでは建設アクションを裏返さずに後援者アクションを裏返してお金を得ていったが、今回は最初に建設アクションを改良するパターン。序盤のお金のやり繰りは多少苦しくなるが、Ⅱ面条件のマスを埋められることで売店収入を得やすくなるし、屋外区域周りの利用できるマスも増えるから、特に[[気取った姿勢>アークノヴァ/動物カード#d18522b8]]の効果などで売店を置けない限りは、こちらの戦術をデフォルトと考えてよいように思う。

他、保全点5に到達した際にX-トークンを3つ取れて保全計画を加速できたり、ともにSクラスの[[インドサイ>アークノヴァ/動物カード#A432]]と[[イヌワシ>アークノヴァ/動物カード#A509]]を取れたり、[[タイリクオオカミ>アークノヴァ/動物カード#A417]]を他者に便乗して野生復帰できたり・・と、いろいろ恵まれてはいたが、それらを差し引いてもよほど不運な展開でない限りは30ターンを切れそうに思え、このような度々の好結果は[[屋外区域>アークノヴァ/マップ#gfd13911]]のマップとしてのポテンシャルの高さを重ね重ね表していると思う。&br;&br;


** 4人戦2番手, 29ターン終了, 117点, とくちゃん(Tomoaki) [#i92b750e]
https://boardgamearena.com/table?table=405407034

[[考古学者>アークノヴァ/後援者カード#S221]]の効果で提携動物園を2回取った特徴的なゲーム。初期手札に恵まれて「[[考古学者>アークノヴァ/後援者カード#S221]] → [[連邦助成金>アークノヴァ/後援者カード#S220]] → [[ゴリラの実地調査>アークノヴァ/後援者カード#S205]]」と流れるように出すことができ、2ラウンドの頭にはもう4つのアクションカードがすべて裏返っているというチート展開だった。提携動物園は3つとも配置ボーナスで取っており、評判が進むのも速くてワーカーもあっという間に3個に。

序盤に建設による配置ボーナス獲得を優先している以上、収入がネックだったので、[[インドクジャク>アークノヴァ/動物カード#A501]]を取ったところは一つのポイント。[[園内レストラン>アークノヴァ/マップ#mb83eebf]]の方の収入が[[通用口>アークノヴァ/後援者カード#S257]]でとんでもないことになっていたので、これらのお金を有効に使われる前にゲームを終わらせたいと考えていた。

29ターンと、このページに挙げている他の試合と比べると手数がかかっているが、27~28手目が休憩フラグを切るためだけのものでまったく得点を生んでいないので、仮に休憩のペースが速ければ27ターンで終わったかたち。また、実は26手目に大きなミスをして12点も損しており、勝つには勝ったがこのような滅多に出会えないゲーム展開の中では悔しいところ。&br;&br;


** 4人戦3番手, 26ターン終了, 112点, とくちゃん(Tomoaki) [#f0c7dc5d]
https://boardgamearena.com/table?table=416941021

動物アクションのかわりに後援者アクションを改良してうまくいったゲームの代表。

[[屋外区域>アークノヴァ/マップ#gfd13911]]の通常の(大学へ行かない)高速ストラテジーだと、改良するアクションは「建設,協会,動物」の3つになるケースが多いが、今回は動物ではなく後援者を改良してみたかたち。

後援者を改良すればもらえるお金が増えて中盤の拡大再生産を進めやすくなる一方、動物を改良してないことで特に終盤に向けて動物を出しまくって得点ラッシュをかけることが難しくなる。また、[[サイ>アークノヴァ/動物カード#bba90a70]]や[[ワシ>アークノヴァ/動物カード#pedb11c0]]のような強力な大型動物を活かすことも叶わなくなる。

この状況ではなるべく高得点の動物を選んで出していくことが重要になるが、実際初期手札に[[ライオン>アークノヴァ/動物カード#A402]]をピックしていたからやってみたのもある。保全計画の際に最初に[[噛みつき>アークノヴァ/動物カード#t22f43f5]]のキューブをオープンにしたのも一つのポイントで、それによってアジアの保全計画に向けた動物や、[[コアラ>アークノヴァ/動物カード#A448]]や[[アムールトラ>アークノヴァ/動物カード#A406]]といった最も望むべきⅡ面条件を必要としない高得点の動物を取ることができた。動物アクションを改良していないとディスプレイから直接動物をプレイできないので、その点でも噛みつきの効果は大きい。他、[[アジアの専門家>アークノヴァ/後援者カード#S213]]も[[メンフクロウ>アークノヴァ/動物カード#A513]]による[[知覚力>アークノヴァ/動物カード#g02e5ff9]]で引けたし、いたって流れはよかったと思う。

そんな中でも、保全点5のボーナスで2評判を取らなかったのはミスかもしれない。[[ニシメガネザル>アークノヴァ/動物カード#A461]]を引けたために評判は要らないと判断したかたちだが、ここで2評判を得て先に建設アクションを改良しておけば、3マス囲い地を後々の[[コアラ>アークノヴァ/動物カード#A448]]のために残すことができた。実際、手札上限3枚の中でタイミング良く[[育児嚢>アークノヴァ/動物カード#u959ac8e]]のための手札を蓄えた上で[[コアラ>アークノヴァ/動物カード#A448]]を出すのにはかなり苦労した。

また、23ターン目の寄付や24ターン目に展示館を建てたことも、安全策を取らなかったという意味ではミスだと思う。元々はお金を使いきって25ターン終了の予定だったが、毒を食らったことで26ターンかかってしまった。もしここでさらに[[こそ泥>アークノヴァ/動物カード#je8575b7]]を食らっていたら致命的になった可能性もあるので、大量リードの状況だったことをふまえてもリスクを冒す必要はまったくなかった。

まとめると、動物をスルーして後援者を改良するのは本線ではないが、このように噛み合えば高速でゲームを終わらせられるポテンシャルはあるので、当面のお金が重要になりそうな気配を感じたらやってみても面白いと思う。繰り返しになるが、この戦術の一番のポイントは[[噛みつき>アークノヴァ/動物カード#t22f43f5]]のキューブを早めにオープンにすることだと思う。後援者アクションでお金は通常よりも多く入ってくるので、その使い道である動物を定期的な噛みつきによって選べるようにすることが極めて重要なため。

そもそもの屋外区域周りの能力によって大型動物自体は出しやすいので、Ⅱ面条件を持たない中型~大型の動物をうまく選んでいけさえすれば、他のマップと比べてもこの戦術は成立させやすいと思われる。[[アムールトラ>アークノヴァ/動物カード#A406]]や[[群れ>アークノヴァ/動物カード#t0694056]]系の肉食動物とは特に相性が良い。&br;&br;


** 4人戦2番手, 24ターン終了, 116点, とくちゃん(Tomoaki), ※ 4ラウンド終了 [#q3da711e]
https://boardgamearena.com/table?table=437395404

最強のマップである[[屋外区域>アークノヴァ/マップ#gfd13911]]が、最高の状況で最良の回りをしたと思われるゲーム。24ターンでしかも4ラウンド終了は、全マップを通じてこれが初。

要約すると以下のような展開
- 配置ボーナスでヨーロッパの小型動物を拾えたことで、初期手札の[[オーストラリアの専門家>アークノヴァ/後援者カード#S212]]と合わせて2ラウンドに生息地の多様性の5を達成。
- 霊長類の保全計画がある中で初期手札に[[アカゲザル園>アークノヴァ/後援者カード#S248]]。そしてタイミング良く出てきた[[ブラウンケナガクモザル>アークノヴァ/動物カード#A464]]。
- 他者から出てきたブラウンケナガクモザル野生復帰の受け皿。出すのにお金がギリギリ足りたこと、野生復帰による得点効率を考えても、他の霊長類では決して代用が効かない。
- 評判を上げてないにもかかわらず、[[土着の海鳥>アークノヴァ/後援者カード#S258]]をあっさり配置ボーナスで拾えて5訴求点。
- オーストラリアの動物を2枚もドローできた引きの良さ。[[オーストラリアの専門家>アークノヴァ/後援者カード#S212]]とコンボさせて訴求点を荒稼ぎしつつ、保全計画につなげる。
- またまたタイミング良く出てきた[[シロエリマンガベイ>アークノヴァ/動物カード#A453]]。これにより[[ブラウンケナガクモザル>アークノヴァ/動物カード#A464]]の野生復帰で空いた囲い地を埋めつつ、カードアクションを左に送り込むことができ、しかもドローした2枚のカードが終盤の[[こそ泥>アークノヴァ/動物カード#je8575b7]]対策になった(初めて全4回の[[こそ泥>アークノヴァ/動物カード#je8575b7]]を同一ラウンドに食らった)。

実際、17手目に[[こそ泥>アークノヴァ/動物カード#je8575b7]]対策で安全に([[バーバリーマカク>アークノヴァ/動物カード#A456]]を持っている対戦相手に3マスの囲い地があり、違う動物を出す可能性が高そうだが一応出せるという状況。)展示館の建設を諦めたが、結局後々までとんでこなくて、ここで展示館を建てていれば23ターンで終わっていた。つまり、ポテンシャル的には最大級に噛み合えば23ターン終了も可能だということを示しており、更なる夢が広がる結果であろう。&br;&br;


** 4人戦4番手, 26ターン終了, 121点, とくちゃん(Tomoaki) [#f82e1cd6]
https://boardgamearena.com/table?table=435789699

[[通用口>アークノヴァ/後援者カード#S257]]を使った[[屋外区域>アークノヴァ/マップ#gfd13911]]。マップを埋めきる前にゲームが終わることの多い[[屋外区域>アークノヴァ/マップ#gfd13911]]は[[通用口>アークノヴァ/後援者カード#S257]]との相性はあまり良くないと思われるが、それでも収入が上がるのは強い。初手にあるときは左上に配置して6~8金収入得るルートで進めるのがよいと思う。

加えて[[ケヅメリクガメ>アークノヴァ/動物カード#A471]]と[[レッドヘッドアガマ>アークノヴァ/動物カード#A473]]からスタートして計4枚[[日光浴>アークノヴァ/動物カード#vcb28c62]]しており、序盤からお金が潤沢な展開。お金があるときの定石通りに、最初の保全計画報酬は[[噛みつき>アークノヴァ/動物カード#t22f43f5]]から。

[[屋外区域>アークノヴァ/マップ#gfd13911]]は大学へ行くことは少ないが、今回は霊長類特化の過程で[[ヒヒの岩>アークノヴァ/後援者カード#S247]]と霊長類カードを保持するために手札枚数上限を増やす必要があり、1つだけ大学を取った。大学に手数を割いても順調なら26ターンで終わる模様。

その後、[[アフリカの専門家>アークノヴァ/後援者カード#S214]]で6訴求点を得られたり、最後は[[オコジョ>アークノヴァ/動物カード#A420]]の[[狩猟者>アークノヴァ/動物カード#o2f0d323]]の効果で[[イヌワシ>アークノヴァ/動物カード#A509]]を引けたことで9点増える幸運で、いろいろと恵まれていた。&br;&br;


** 4人戦3番手, 26ターン終了, 122点, とくちゃん(Tomoaki) [#db1de4d3]
https://boardgamearena.com/table?table=440409768

2ラウンドという早い段階で建設アクションに乗数トークンを載せ、大量建設によって[[土着の家畜>アークノヴァ/後援者カード#S260]]で稼ぎにいくという少々特殊な戦術で挑んだゲーム(決めたのは直前)。[[土着の家畜>アークノヴァ/後援者カード#S260]]は10訴求点。乗数トークンは保全点5到達時のボーナス。

その後動物出しや保全計画に苦労し、囲い地もしばらく空いたままになってしまったので、強い動きだったのかどうかはやや微妙。そもそも、[[霊長類学者>アークノヴァ/後援者カード#S236]]と[[ホッキョクグマの展示場>アークノヴァ/後援者カード#S251]]から2ラウンドに種の多様性の5を取れている流れが強かった。初手の[[インドクジャク>アークノヴァ/動物カード#A501]]も優秀な収入力で、それが早期大量建設の資金確保につながっている。

保全計画は、あと[[イリエワニ>アークノヴァ/動物カード#A489]]の野生復帰と鳥類の4を確保するのが精一杯。[[イリエワニ>アークノヴァ/動物カード#A489]]の[[噛みつき>アークノヴァ/動物カード#t22f43f5]]の効果で[[アジアゾウ>アークノヴァ/動物カード#A431]]をカットしなかったのは致命的なミスで、勝負に関係ない人が取ってくれたからよいものの、Tommy さんに渡っていたらたぶん負けていた([[ハイイログマ>アークノヴァ/動物カード#A411]]を野生復帰すれば[[アジアゾウ>アークノヴァ/動物カード#A431]]を飼えることを見落とし)。実際、ここでは[[技師>アークノヴァ/後援者カード#S217]]をカットしたのだが、得点効率的にはそこまで脅威じゃなかった。

Tommy さんは[[通用口>アークノヴァ/後援者カード#S257]]+[[水族館>アークノヴァ/後援者カード#S245]]+[[架空索道>アークノヴァ/後援者カード#S246]]の[[シルバー湖>アークノヴァ/マップ#dfe74949]]でぶん回っており、こちらもかなりシビアに急いだためにアクションカードの改良は建設と協会の2枚のみ。お金は相手のほうがはるかに多い状態で、速度で上回るしか勝ち目のない状況。[[土着の家畜>アークノヴァ/後援者カード#S260]]の終了時の1保全点(3点)を諦めてでも[[機敏>アークノヴァ/動物カード#od92cb11]]の配置ボーナスを使って1手早めたりと、細部まで考えどころが多く、非常に面白い勝負であった。&br;&br;


** 4人戦3番手, 25ターン終了, 110点, とくちゃん(Tomoaki) [#o4448dbc]
https://boardgamearena.com/table?table=513480461

初期手札の時点で3ラウンドの8保全点到達がほぼ保証されている、非常に恵まれたゲーム。

1ラウンドに南北アメリカの提携動物園を取って[[ジャガー>アークノヴァ/動物カード#A412]]をプレイし、2ラウンドに肉食動物繁殖計画で2保全点。そして3ラウンドにジャガーを野生復帰させながら寄付をして8保全点の流れ。

今回は8保全点のボーナスに提携動物園があって(保全計画と一緒に取るための)X-トークンを節約できたり、生息地の多様性の5が終盤まで残っていたりと、さらに恵まれた要素もあったが、[[ニホンザル>アークノヴァ/動物カード#A458]]による[[こそ泥>アークノヴァ/動物カード#je8575b7]]を食らったときに安全にお金を渡さずに手札を渡すリスクを冒し、一時プレイできる動物がなくなってしまうミスも犯している。それでもなんとか動物を確保し、25ターンという高速でゲームを終わらせることができた。

[[屋外区域>アークノヴァ/マップ#gfd13911]]では序盤から中盤にかけての保全計画の道筋さえ整えられれば、他の部分の受けはとても広くて安定していることをよく表しているゲームだと思う。&br;&br;


Michael Solomon さんにも分析をしていただきました。私のコメント付きです。(すべて英語)
https://docs.google.com/document/d/1KcMG5Wf0X-V8Kyni-DgmcN1N4uRtgd88vbI6TMDTc8M/edit?usp=sharing
&br;


** 4人戦3番手, 26ターン終了, 113点, とくちゃん(Tomoaki) [#y1a7059f]
https://boardgamearena.com/table?table=516063399

2ラウンドまでに保全計画へ行けなかった中での最速の[[屋外区域>アークノヴァ/マップ#gfd13911]]。通常だとこれはものすごく不利なのだが、いろいろと噛み合っていたためにうまく盛り返すことができた。

スタートはアジアの提携動物園を取られて[[インドクジャク>アークノヴァ/動物カード#A501]]を出せず、これで2ラウンドにアジアの2を狙う路線が断たれる。他に保全計画の当てがない中、評判の範囲にあった爬虫類繁殖計画だけ手札に確保しておいて、様子を伺うことに。とりあえず提携動物園を2つ取って協会アクションを改良。

2ラウンドは3つ目の提携動物園としてアジアを取りワーカーを増やしながら2評判も同時に取って、建設アクションを改良。初手にあった[[ウマ>アークノヴァ/動物カード#A521]]の1評判が良い働きをしてくれた。この流れによって、3ラウンドに爬虫類繁殖計画を実行して2評判を増やしつつ動物アクションを改良してもう1評判得られれば、それで評判は8に到達して3つ目のワーカーを獲得でき、ラウンド辺り2回保全計画を実行しながら盛り返せる体制が出来上がる。

爬虫類繁殖計画の条件を満たすためにはディスプレイ上の[[インドシナウォータードラゴン>アークノヴァ/動物カード#A478]]がほぼ必須だったが、なんとか他のプレイヤーに取られる前に確保することができた。また、アジアの提携動物園を得たことでようやく[[インドクジャク>アークノヴァ/動物カード#A501]]を出せるようになり、実際2金の寄付すら控えてお金はギリギリ。この2枚のプレイまでを2ラウンド中に緻密にやりきり、これで収入も万全になった。

それ以降は3ラウンドの保全計画時の[[噛みつき>アークノヴァ/動物カード#t22f43f5]]で[[土着のトカゲ>アークノヴァ/後援者カード#S259]]を取れたり、4ラウンドには[[アムールトラ>アークノヴァ/動物カード#A406]]を取れたりと、順調に得点を積み重ねることができた。あとなんだかんだで[[ふれあい動物>アークノヴァ/動物カード#e3e71e06]]3枚でしっかり訴求点を獲得できているのが大きかったと思う。

保全計画自体は4回と[[屋外区域>アークノヴァ/マップ#gfd13911]]にしては少なめで、1回あたりは最大でも3保全点とあまり恵まれていた印象はなかったが、少なくとも手損になることはなくスムーズに実行し続けることができた。動物方面に恵まれた[[屋外区域>アークノヴァ/マップ#gfd13911]]にとっては、そのくらいで十分だと思われる。&br;&br;


Michael Solomon さんにも分析をしていただきました。私のコメント付きです。(すべて英語)
https://docs.google.com/document/d/1blE742HxIDiN7NQk37ykG-dSW1oc65iDaT9FckCXg-Q/edit?usp=sharing
&br;&br;



* シルバー湖 [#fdff3dd6]

** 4人戦4番手, 25ターン終了, 114点, hiroakit [#i6217aa2]
https://boardgamearena.com/table?table=395697998

1ラウンドから[[爬虫両生類学者>アークノヴァ/後援者カード#S237]]のおかげもあり保全計画を実行し、[[通用口>アークノヴァ/後援者カード#S257]]などの後援者にも恵まれ、さらに周囲の休憩ペースも早かったことにより25ターン終了という僕(hiroakit)の最速記録を出すことができたので記念に載せておく。
プレイングのポイントとしては、序盤から豊富な資金があったのでそれを活かすために最初の保全報酬を[[噛みつき>アークノヴァ/動物カード#t22f43f5]]を選択して、さらに中盤の保全報酬でX-トークン3つを取って建設9を打つことにより資金を使い切るための大型動物2枚出しを狙っていったあたり。
最後も[[コビトカバ>アークノヴァ/動物カード#A430]]がうまくハマって綺麗にフィニッシュ。ダブルアクション系の能力は強いね。
全体的に展開に恵まれていたので、あまり参考にはならないかもしれませんがどうぞ。&br;&br;


** 4人戦3番手, 25ターン終了, 112点, とくちゃん(Tomoaki) [#o276c631]
https://boardgamearena.com/table?table=403487374

ついに4ラウンドで25ターン終了という、とんでもない結果が出た!ターン数もさることながら、3回しか収入が入ってない状態でゲームが終わるのが凄すぎる。

[[架空索道>アークノヴァ/後援者カード#S246]]と[[地質学者>アークノヴァ/後援者カード#S242]]による岩コンボで、引きにも恵まれたケースだが、後援者で大量に訴求点を稼げるときは4ラウンドでもゲームが終わりうるということがよくわかった。

[[架空索道>アークノヴァ/後援者カード#S246]]が「12訴求点+1保全点」、[[地質学者>アークノヴァ/後援者カード#S242]]が「9訴求点+1保全点」。アークノヴァ界最強のコンボと言っても過言ではないであろう。

実は終盤に少しミスして3点減らしてしまっているのだが、そこはご愛敬。どこがミスなのかは、リプレイをご覧になった方への宿題としておく。

それにしても、[[架空索道>アークノヴァ/後援者カード#S246]]はゲーム開始時に1のスロットに落ちていたものなので、これを3番手の2手目で拾えてしまっているのはちょっと甘すぎな気がする。

あと何気に[[ニュージーランドオットセイ>アークノヴァ/動物カード#A421]]の協会職員を増やせる効果が強く、これにより2ラウンドの保全計画時に[[噛みつき>アークノヴァ/動物カード#t22f43f5]]をオープンにできたので有効だった。[[地質学者>アークノヴァ/後援者カード#S242]]も後ほどこの効果で取れたし、1つ上の hiroakit さんのレポにもあるように、シルバー湖では最初に[[噛みつき>アークノヴァ/動物カード#t22f43f5]]を選択するのが有効なケースは多いように思う。&br;&br;


** 4人戦4番手, 27ターン終了, 126点, とくちゃん(Tomoaki) [#cfaf6643]
https://boardgamearena.com/table?table=407082441

No Wonders さんの YouTube チャンネルで紹介していただきました。
https://www.youtube.com/watch?v=9ueSJvvyXxM

ゲーム自体は[[水文学者>アークノヴァ/後援者カード#S241]]と[[技師>アークノヴァ/後援者カード#S217]]に恵まれてようやく5点差で勝てたもので、私の数あるゲームの中ではそこまで印象的だとは思っていませんが。

動画の中で触れられているポイントにだけ、いくつか言及しておきます。

-序盤の[[テングザル>アークノヴァ/動物カード#A451]]は、ランダムドローの期待値に比べれば有効だと思ったので取りました。

-終盤、[[アムールトラ>アークノヴァ/動物カード#A406]]はずっと欲しくて取られるかなーと思いつつ見ていましたが取られず、そんなときに[[ハクトウワシ>アークノヴァ/動物カード#A505]]がめくれました。[[アムールトラ>アークノヴァ/動物カード#A406]]ではなく[[ハクトウワシ>アークノヴァ/動物カード#A505]]を取った理由は、計算上同じターン数で終わらせたときにそのほうが4点高くなる状況だったからです。

-カードアクションはそれ自体の得点行動としては常に0点なので、あまり好きではないのは確かです。評判の範囲内から直接動物や後援者をプレイするシステムもあるので、なるべくカードアクションは節約したいと思ってやっています。今回のゲームでは、カード3枚の保全点ボーナスも取れたので恵まれていましたね。&br;&br;


** 4人戦2番手, 27ターン終了, 125点, とくちゃん(Tomoaki) [#w9c81529]
https://boardgamearena.com/table?table=532085689

提携動物園を取らずに終わらせた[[シルバー湖>アークノヴァ/マップ#dfe74949]]。大学を3つ取ったあとは[[世界動物園水族館協会の特命>アークノヴァ/後援者カード#S227]]で大型動物に特化しながら、保全計画を繰り返して速攻をかけるかたち。

[[シルバー湖>アークノヴァ/マップ#dfe74949]]は3つ目の大学に2保全点がついているので、保全計画先を豊富に確保できるなら提携動物園は取らずに進めるのが最も強いと思われる。今回は2ラウンドに種の多様性の5が取れた上で、3ラウンドの野生復帰で保全点8に到達してボーナスで3つ目の大学を取れたから、とても流れがよかった。その後、競争が激しめに見えた肉食動物の4を取れた時点で、次の[[チーター>アークノヴァ/動物カード#A401]]の野生復帰から[[シロサイ>アークノヴァ/動物カード#A427]]+αでゲーム終了まで計画できる順調な手札状況。

[[世界動物園水族館協会の特命>アークノヴァ/後援者カード#S227]]による大型動物特化では、大型動物4枚([[チーター>アークノヴァ/動物カード#A401]],[[ハイイログマ>アークノヴァ/動物カード#A411]],[[シロサイ>アークノヴァ/動物カード#A427]],[[ヘビクイワシ>アークノヴァ/動物カード#A495]])で16点を稼いだ。事前に[[オオサイチョウ>アークノヴァ/動物カード#A502]]を場から直接プレイして、建設のテンポを速めているのもポイント。お金を得やすくマップが広々としている[[シルバー湖>アークノヴァ/マップ#dfe74949]]は、元々大型動物と相性の良い印象がある。

もう一つポイントだったのは、アクションの3つ目の改良を後援者にし、[[科学実験所>アークノヴァ/後援者カード#S201]]を場から直接プレイして[[ハイイログマ>アークノヴァ/動物カード#A411]]を拾った場面。その後も[[チーター>アークノヴァ/動物カード#A401]]など、肉食動物争いが激しい場面で重要なカードの獲得に貢献してくれた。[[シルバー湖>アークノヴァ/マップ#dfe74949]]では最後に[[決断>アークノヴァ/動物カード#pedb11c0]](連続アクション)の保全計画報酬を使うときに手元にお金が十分にないとそのメリットを活かしづらいから、継続的にお金を得やすくする意味でも後援者の改良は悪くないかもしれない。&br;&br;


** 4人戦3番手, 26ターン終了, 131点, とくちゃん(Tomoaki) [#je6c1719]
https://boardgamearena.com/table?table=544847930

[[放し飼いの新世界ザル>アークノヴァ/後援者カード#S264]]で19点(7訴求点+4保全点)を稼ぎだした異色のゲーム。普段は弱小カードの呼び声高い(?)[[放し飼いの新世界ザル>アークノヴァ/後援者カード#S264]]も、[[シルバー湖>アークノヴァ/マップ#dfe74949]]なら活かせる余地があることがよくわかる結果。

今回は[[連邦助成金>アークノヴァ/後援者カード#S220]]と[[科学図書館>アークノヴァ/後援者カード#S208]]からスタートし、中盤に[[科学博物館>アークノヴァ/後援者カード#S204]]まで取れたためにお金に相当余裕があり、マップ左上のボーナス群を完全に放置できる流れ。[[科学博物館>アークノヴァ/後援者カード#S204]]で得た保全点は2だけだが、8保全点のボーナスによる大学獲得に貢献してくれた。

[[多様性の研究者>アークノヴァ/後援者カード#S219]]も使ったが、無しでも[[放し飼いの新世界ザル>アークノヴァ/後援者カード#S264]]で4保全点取れていた程度には順調だった。実際、終盤に(お金が足りているにもかかわらず)休憩を進めるためだけに2回も後援者アクションを打っており、展開によっては24ターン終了も可能なほどのものすごいポテンシャルだったと思われる。&br;&br;


** 4人戦4番手, 24ターン終了, 112点, とくちゃん(Tomoaki) [#iee75fa6]
https://boardgamearena.com/table?table=547518955

[[シルバー湖>アークノヴァ/マップ#dfe74949]]でもついに24ターンを達成!24ターン以内は[[アイスクリーム屋>アークノヴァ/マップ#ee826b73]]、[[屋外区域>アークノヴァ/マップ#gfd13911]]に続いて3マップ目(回数だと6回目)。

今回は後援者中心の高速パターンで、改良したアクションは建設と後援者の2つのみ。[[架空索道>アークノヴァ/後援者カード#S246]]、[[ホッキョクグマの展示場>アークノヴァ/後援者カード#S251]]、[[ペンギンのプール>アークノヴァ/後援者カード#S244]]、[[通用口>アークノヴァ/後援者カード#S257]]、[[水遊び場>アークノヴァ/後援者カード#S256]]、[[冒険遊び場>アークノヴァ/後援者カード#S255]]・・と、ユニーク建物を6つも置けて、建設アクションたったの4回でマップ全埋めに至った。しかもそのうちの1回は[[コシグロペリカン>アークノヴァ/動物カード#A515]]で手数を節約している。ユニーク建物は[[通用口>アークノヴァ/後援者カード#S257]]を除いてすべて訴求点系で、合計30訴求点を稼ぎ出してくれた。(終了時の得点まで合わせると38点)

いろいろと恵まれた点も多かったが、一番のポイントは2ラウンドの[[基礎研究>アークノヴァ/後援者カード#S207]]使用による2保全点到達時に、アクションカードの改良ではなくワーカーを選択したことだと思う。それにより2ラウンド中に提携動物園を獲得して大陸の種類を増やし、3ラウンドに生息地の多様性の5につなげることができた。

今回は提携動物園1つのみで走り切れてしまったが、もう1つ提携動物園を取れば(本来改良したいであろう)動物アクションを改良することもできるので、大学から入って保全計画へ行かずに2保全点に到達したときは、ワーカーを獲得するストラテジーも結構有効かもしれない。実際、大学スタートの[[シルバー湖>アークノヴァ/マップ#dfe74949]]において評判を早期に増やすメリットはほぼ8評判到達によるワーカー獲得しかないので、その前にさっさと評判を諦めてワーカーを獲得してしまえば、デメリットの少ない状態で早くから2つ目のワーカーを使えるようになって協会方面の自由度が増すと思われる。

その後、対戦相手が序盤に出してくれたアフリカの野生復帰の第1スロットが4ラウンドまで空いていて[[チーター>アークノヴァ/動物カード#A401]]を野生復帰できたのが決め手で、空いた囲い地に[[コシグロペリカン>アークノヴァ/動物カード#A515]]を飼って完全に早期終了の流れが完成した。最後は5ラウンド開始とともに保全計画で[[決断>アークノヴァ/動物カード#pedb11c0]]の効果を使って動物をプレイして終了。ちなみに[[スナオオトカゲ>アークノヴァ/動物カード#A490]]の引きに助けられてはいるが、事前のカードアクションでドローではなく[[タイリクオオカミ>アークノヴァ/動物カード#A417]]の[[噛みつき>アークノヴァ/動物カード#t22f43f5]]を選択していれば、運が絡まずに24ターンで終わらせられる状況であった。&br;&br;&br;



* 商業港 [#o67c38d3]

** 4人戦1番手, 26ターン終了, 111点, とくちゃん(Tomoaki) [#la5fb6d2]
https://boardgamearena.com/table?table=436646776

終了フラグ後に時間切れの人が追放されてノーゲームになってしまった残念なゲームではあるが、プレイ自体は非常にうまくいった[[商業港>アークノヴァ/マップ#s147288f]]。

以下のように、流れがよかった。
- 草食動物の保全計画がある中で、初期手札に[[草食動物の専門家>アークノヴァ/後援者カード#S240]]。
- 中盤に他者への便乗で[[コモドオオトカゲ>アークノヴァ/動物カード#A476]]の野生復帰が叶う。
- 生息地の多様性の5が3ラウンドの後半まで残ってた。
- 噛みつこうとしていた草食動物を取られたタイミングでの[[シロサイ>アークノヴァ/動物カード#A427]]の神引き。

新たな保全計画が3つしか出てない状態での保全計画6回で、(最後に乗数トークンを利用して)保全計画へ行きやすい[[商業港>アークノヴァ/マップ#s147288f]]とはいえ、ここまで展開に恵まれることはまれなように思う。&br;&br;


** 4人戦4番手, 27ターン終了, 113点, とくちゃん(Tomoaki), ※ 4ラウンド終了 [#fb136edf]
https://boardgamearena.com/table?table=439907166

またまた途中終了のゲーム。一つ上の結果とは違って58%進行時に追放が発生し、追放した人とされた人を除いた残り2人で最後まで続けたかたち。そのため、4人で続けた場合に仮に一定以上休憩が入っていたら、状況は異なる。とはいえ、最も6ラウンドに突入することが多い印象の[[商業港>アークノヴァ/マップ#s147288f]]が4ラウンドで終わったので、注目に値すると思って載せた次第。得点的には58%でももう終盤であり、それ以降収入は入っていない。

展開としては、手札枚数の大学から入ってドローを優先し、増えた選択肢の中から保全計画に絡む動物を選んで出していくという、[[商業港>アークノヴァ/マップ#s147288f]]の王道的な進め方。選択肢が増えたとはいえ、以下のように引き運は上振れしていたと思う。

- [[ホッキョクグマの展示場>アークノヴァ/後援者カード#S251]](6訴求点)、[[架空索道>アークノヴァ/後援者カード#S246]](8訴求点)、[[土着の海鳥>アークノヴァ/後援者カード#S258]](8訴求点)と、後援者で計22訴求点も稼いでいる。それにより、保全計画はたった3回で済んだ。(上の[[保全計画6回の結果>#la5fb6d2]]とは対照的)

- [[ホッキョクグマの展示場>アークノヴァ/後援者カード#S251]]が種の多様性に、[[土着の海鳥>アークノヴァ/後援者カード#S258]]と[[アメリカフクロウの小屋>アークノヴァ/後援者カード#S249]]が鳥類の保全計画に活きた。

- (提携動物園2つの状態で)ワーカーを得ながらオーストラリアアイコンを増やせる[[ニュージーランドオットセイ>アークノヴァ/動物カード#A421]]と、シンプルに8金(その時点で小型動物4枚)を得られる[[世界動物園水族館協会の小型動物計画>アークノヴァ/後援者カード#S228]]がピンポイントで、それでギリギリ4ラウンドに終了させるためのリソースが足りた。&br;&br;


** 4人戦4番手, 25ターン終了, 130点, とくちゃん(Tomoaki) [#pbf9f03b]

https://boardgamearena.com/table?table=493092516

2ラウンドに保全計画で大学を取りながら評判を8まで上げてワーカーを増やすという[[商業港>アークノヴァ/マップ#s147288f]]における典型的な定石に加え、[[ヒヒの岩>アークノヴァ/後援者カード#S247]]で17点を稼げた非常に印象的なゲーム。

2ラウンドに評判を8に到達させるには、大学で3、マップから1、改良後の動物アクションで1増やせると考えるとあと2必要になる。この2評判の得方はいろいろあるが、1評判の付いた動物をプレイしてそれを野生復帰させるのが比較的実現性の高い状況だと思われる。[[商業港>アークノヴァ/マップ#s147288f]]の場合、野生復帰と同時に保全計画報酬で大学を取ることができるため、この流れでワーカーを増やせれば2ラウンド中に大学を2つの状態にした上で提携動物園にまで手を伸ばすことができ、マップから大学を取れる[[研究機関>アークノヴァ/マップ#a3acd9df]]と同等の獲得速度を実現できる。また、ここで建設、動物に加えてカードアクションを改良できるのが[[商業港>アークノヴァ/マップ#s147288f]]の能力と噛み合っており、この定石の魅力をさらに際立たせている。

今回は[[ヒヒの岩>アークノヴァ/後援者カード#S247]]から入って1評判付きの[[アカアシドゥクラングール>アークノヴァ/動物カード#A459]]をプレイしていたところで、最初のドローでアジアの野生復帰を引くという幸運に後押しされた。大型動物の野生復帰なので保全点5に到達して10金のボーナスまで獲得。その後、[[アカゲザル園>アークノヴァ/後援者カード#S248]]を引けたことで霊長類コンボを加速させていく。

[[アカゲザル園>アークノヴァ/後援者カード#S248]]は[[アメリカフクロウの小屋>アークノヴァ/後援者カード#S249]]プレイ時の知覚力2で手に入れたものだが、もう1枚のカードも[[草食動物の専門家>アークノヴァ/後援者カード#S240]]で種の多様性や草食動物の保全計画と噛み合っていたため、どちらを取るかはかなり迷った。迷ったときはより利益が確実なほうを選ぶべきという原則に従ったかたち([[草食動物の専門家>アークノヴァ/後援者カード#S240]]による利益は相手のプレイするカードや保全計画へ向かう速度に依存する)。

その後のドロー内容的にも、種の多様性は諦めて生息地の多様性のほうを目指すことになる。無事2回目の保全計画のタイミングで生息地の多様性の5に届き、ここで保全点8の提携動物園ボーナスを獲得。ここまでにユニーク建物を3つ配置しており、保全計画報酬を2マス囲い地にすればマップ全埋めも狙える場面だったが、もうリードは十分と考え、ライバルのいない[[マンドリル>アークノヴァ/動物カード#A457]]を安全に噛みつき。結果的に、次の収入時に[[ヘビクイワシ>アークノヴァ/動物カード#A495]]まで取れて野生復帰につながったから、これは大正解だった。

終盤はもうお金のかかるマップ全埋めは無理に目指さずに、X-トークンを建設ではなく協会に使って評判を最大まで上げて終了。最終得点計算カードも評判を参照するものだったからこれで4保全点。[[商業港>アークノヴァ/マップ#s147288f]]は早めにカードアクションを改良するメリットのある唯一のマップだから、評判を上げる戦術とも相性が良いと思う。&br;&br;&br;



* 園内レストラン [#p8caaa18]

** 4人戦4番手, 26ターン終了, 114点, とくちゃん(Tomoaki) [#t81ae57a]
https://boardgamearena.com/table?table=409500797

マップの個別解説の項で、[[園内レストラン>アークノヴァ/マップ#mb83eebf]]は基本保全計画でマウントを取れないと厳しいと書いているが、まさにそれがうまくいって伸びたゲーム。

[[ライオン>アークノヴァ/動物カード#A402]]を初手ピックしている中で[[肉食動物の専門家>アークノヴァ/後援者カード#S239]]を噛みつくことができ、その後のドローも至って順調。極めつけは、中盤に[[レッドヘッドアガマ>アークノヴァ/動物カード#A473]]と[[ホッキョクグマの展示場>アークノヴァ/後援者カード#S251]]を引けたこと。[[レッドヘッドアガマ>アークノヴァ/動物カード#A473]]は、生息地の多様性に向けて唯一不足していたアフリカアイコンをローコストで賄う動物であり、[[ホッキョクグマの展示場>アークノヴァ/後援者カード#S251]]の肉食動物アイコンによって、ちょうど[[ライオン>アークノヴァ/動物カード#A402]]の条件を満たした。

このように、引きが良ければ終盤にかけてのお金が潤沢な[[園内レストラン>アークノヴァ/マップ#mb83eebf]]は非常に速いので、カード選びをシビアに行なったり、良いカードがディスプレイにないときはドローに期待する必要があると思われる。

運中心のゲームの中で1つだけテクニックを挙げるとすれば、[[ボリビアアカホエザル>アークノヴァ/動物カード#A466]]を出したときに手札0枚になったにもかかわらず、カードアクションを1のスロットに送り込んだ点だろうか。保全計画キューブの[[噛みつき>アークノヴァ/動物カード#t22f43f5]]でもカードは取れるから、順調に得点行動を重ねられてるときの終盤ならそれでも十分である。&br;&br;


** 4人戦1番手, 26ターン終了, 122点, とくちゃん(Tomoaki) [#q53fd6c1]
https://boardgamearena.com/table?table=441701349

またまた保全計画が順調な[[園内レストラン>アークノヴァ/マップ#mb83eebf]]。基本保全計画に生息地の多様性と鳥類があったため、[[シルバー湖>アークノヴァ/マップ#dfe74949]]を蹴ってより勝率の低い園内レストランを選んだ。園内レストランは4つ目の提携動物園に2保全点が付いていて大陸アイコンを増やす流れと相性が良いのと、保全計画報酬によって大型鳥類館を建てれば鳥類の保全計画へ向けてスムーズ。

初期手札に[[ケヅメリクガメ>アークノヴァ/動物カード#A471]]と爬虫類の野生復帰があり、「アフリカの提携動物園 → [[ケヅメリクガメ>アークノヴァ/動物カード#A471]](による[[日光浴>アークノヴァ/動物カード#vcb28c62]]でお金潤沢)→ 2ラウンドにアフリカの2の保全計画 → 3ラウンド以降に[[ケヅメリクガメ>アークノヴァ/動物カード#A471]]を野生復帰」で計画を立てる。生息地の多様性はライバルの状況を見ながら適切なタイミングで高レベルスロットを取る。結果的にライバルが少なかったため、4ラウンドにゆっくりと5を取れた。([[ケヅメリクガメ>アークノヴァ/動物カード#A471]]の野生復帰は3ラウンド)

マップ能力によって収入が潤沢になる[[園内レストラン>アークノヴァ/マップ#mb83eebf]]では、野生復帰との相性は良いと思う。野生復帰によって一時的に訴求点が減っても、動物を出し続けられる程度にお金に余裕があるため。なのでゲームの早い段階で野生復帰カードを1枚確保できると戦略が安定する。寄付と合わせて2回目の保全計画時か、その直後くらいに保全点8に到達できる。

本来は2回目の保全計画(ケヅメリクガメの野生復帰)で大型鳥類館を建ててもよいが、[[シロサイ>アークノヴァ/動物カード#A427]]が場に出てきたために[[噛みつき>アークノヴァ/動物カード#t22f43f5]]を優先し、大型鳥類館は3回目の保全計画(生息地の多様性の5)のときになった。これで最終的に種の多様性の5まで約束され、さらに盤石になった。他、[[ヨーロッパの専門家>アークノヴァ/後援者カード#S211]]の力も借りてヨーロッパの4にも行けている。

最後の動物は[[コモドオオトカゲ>アークノヴァ/動物カード#A476]]のほうが3点高かったが、直前に下家に取られた[[ニホンザル>アークノヴァ/動物カード#A458]]対策で[[コフラミンゴ>アークノヴァ/動物カード#A497]]にした次第。そうすることで、[[こそ泥>アークノヴァ/動物カード#je8575b7]]で種の多様性の保全計画カードを奪われても保全計画先として鳥類の4が残るため安全。([[コフラミンゴ>アークノヴァ/動物カード#A497]]は場から直接のプレイなので)奪われる確率自体も3分の1から4分の1に減る。結局、[[ニホンザル>アークノヴァ/動物カード#A458]]は出てこなかった。&br;&br;


** 4人戦1番手, 28ターン終了, 118点, とくちゃん(Tomoaki) [#m93e5f72]
https://boardgamearena.com/table?table=583127044

1ラウンド中に評判を8まで上げてワーカーを獲得し、大学と提携動物園両方を取れるようにして、2ラウンドまでにアクションカードを4枚改良することに成功したゲーム。

具体的には「評判2の大学 → [[検疫研究所>アークノヴァ/後援者カード#S225]] → [[外国の協会>アークノヴァ/後援者カード#S226]] → [[ゴリラの実地調査>アークノヴァ/後援者カード#S205]] → [[科学博物館>アークノヴァ/後援者カード#S204]] → 研究2の大学」の流れ。[[ゴリラの実地調査>アークノヴァ/後援者カード#S205]]と[[科学博物館>アークノヴァ/後援者カード#S204]]を初手でピックしていたところ、[[外国の協会>アークノヴァ/後援者カード#S226]]ともう1枚研究アイコン([[検疫研究所>アークノヴァ/後援者カード#S225]])がディスプレイにあったため、この動きが可能になった。

まず、 [[外国の協会>アークノヴァ/後援者カード#S226]]プレイ時の評判5で動物アクションを改良し、強さ5で打って1評判を得た上で、[[ゴリラの実地調査>アークノヴァ/後援者カード#S205]]をプレイすれば評判が8になる。この戦術ではどうしても序盤の収入増加は遅れるが、[[科学博物館>アークノヴァ/後援者カード#S204]]があれば不足するお金を補える(プレイ時に10金入る)ので完璧に噛み合っている。(ない場合はおそらく先に建設アクションを改良してレストラン周りの収入を整えたほうがよい。それでも2ラウンドまでに3枚のアクションカードは改良できるから悪くない。)

[[科学博物館>アークノヴァ/後援者カード#S204]]のプレイ時(2ラウンド)に保全点2に到達。研究2の大学を取った時点でアクションカードの4枚改良が完了するが、事前に協会を改良しておいて同時に寄付をすれば、保全点5のボーナスもここで得られる。保全計画へ行かない中での2ラウンド保全点5とアクションカード4枚改良だから、いかにイレギュラーかがわかると思う。

ゲームの早い時点で改良を諦めるアクションを決めなければならないのはとても悩ましいが、今回は生息地の多様性の保全計画があるため協会を重視し、後援者を諦めることにした。評判の上がりがとても早いからカードアクションの改良は捨てがたい。後援者であれば改良を諦める大きなデメリットは[[科学実験所>アークノヴァ/後援者カード#S201]]をプレイできなくなることくらいだから、よりピンポイントで期待値的にはロスが少ないと考えた次第。結果的には[[科学実験所>アークノヴァ/後援者カード#S201]]は登場せず、提携動物園は4つ目の2保全点まで獲得して終えてるから大正解だった。

この流れだと3ラウンドに生息地の多様性の5を目指すのがスムーズ。元々はX-トークン3つを使用して提携動物園を取りながら達成する予定だったが、[[アライグマ>アークノヴァ/動物カード#A415]]を引けたことで先に提携動物園を取ることができて、X-トークンを温存できた。

その後は一切研究アイコンを増やせなかったりなど、やや引きに恵まれなくて失速した印象。手札枚数の大学を取っていないため、カードアクションを打ちづらい点も影響しているかもしれない。このような展開になったからこそ、安定した得点を運んでくれる協会を改良していたのが活きた。
その後は研究アイコンを増やせなかったりなど、やや引きに恵まれなくて失速した印象。手札枚数の大学を取っていないため、カードアクションを打ちづらい点も影響しているかもしれない。このような展開になったからこそ、安定した得点を運んでくれる協会を改良していたのが活きた。

私は[[園内レストラン>アークノヴァ/マップ#mb83eebf]]では大学を取らないことが多いので、その意味でも今回のゲームはとても興味深かった。実際、最終得点計算カードに研究アイコンを参照するもの(つまり2ラウンドの時点で4保全点が確定していた)がなければ、そもそも[[ゴリラの実地調査>アークノヴァ/後援者カード#S205]]と[[科学博物館>アークノヴァ/後援者カード#S204]]はピックしていなかったかもしれない。&br;&br;&br;



* 研究機関 [#h05641e1]

** 4人戦1番手, 26ターン終了, 117点, とくちゃん(Tomoaki) [#s846d778]
https://boardgamearena.com/table?table=393157882

後援者、基本保全計画へ向けてのアイコン、囲い地など、ことごとく効率性が良くて流れるようにゲームが終わったケース。

後援者は初手にあった3枚を「[[水文学者>アークノヴァ/後援者カード#S241]] → [[南北アメリカの専門家>アークノヴァ/後援者カード#S210]] → [[ペンギンのプール>アークノヴァ/後援者カード#S244]]」の順に出して活かしきり。[[南北アメリカの専門家>アークノヴァ/後援者カード#S210]]は保全計画の足しにはなったが、早すぎて売店5つには届かず。[[ペンギンのプール>アークノヴァ/後援者カード#S244]]は計12訴求点を稼ぐ。

安定の[[コアラ>アークノヴァ/動物カード#A448]]スタートで保全計画はオーストラリアの2から入り、[[トナカイ>アークノヴァ/動物カード#A438]]を一緒に飼ったり[[南北アメリカの専門家>アークノヴァ/後援者カード#S210]]の助けを借りたりしながら次に南北アメリカの4。そして終盤は、[[ペンギンのプール>アークノヴァ/後援者カード#S244]]とともに鳥類ラッシュをかけて、鳥類の5。途中、[[シュバシコウ>アークノヴァ/動物カード#A510]]の野生復帰も入ってこれも効率的。

[[コアラ>アークノヴァ/動物カード#A448]]の囲い地に、[[トナカイ>アークノヴァ/動物カード#A438]]と[[アカシカ>アークノヴァ/動物カード#A443]]を両方飼ったのは初めてw(まったく能力が同じで大陸アイコンのみが違う、混在3の2動物)他、大型鳥類館にも(野生復帰した[[シュバシコウ>アークノヴァ/動物カード#A510]]も合わせて)計3匹入れられたり、建設を節約して最小限の囲い地で進められたのが強かった。

研究機関の条件無視の能力は一度も使わず。研究機関にはそれ以外にも保全計画ボーナスの[[2機敏>アークノヴァ/動物カード#od92cb11]]という強力な効果があり、順調なときは終盤に弱いアクションをすっとばして動物や協会(保全計画)のような得点化力の高いアクションを打ち続けることができるから、特に早くゲームを終わらせやすいと思われる。&br;&br;


** 2人戦1番手, 27ターン終了, 107点, hiroakit [#c06ea4b3]
https://boardgamearena.com/table?table=400828673

2人戦の棋譜がなかったので載せておく。
2人戦は、4人戦とは大きくゲーム性が異なり、相手に損させること=自分の得になるので、例えば自分が休憩するのにベストなタイミングではなくても、相手がまだ動物を出していなくて相対的に自分のほうが用意ができていれば休憩フラグを切ってしまう等、より相手の損得を意識した行動が重要になってくる。
その意味では、今回使用した[[ヒョウ>アークノヴァ/動物カード#A403]]のように、1Rに提携動物園条件で出せる中型動物系は手数がかからず隙を見せにくいのでタイマン向けかもしれない。
中盤に保全点ボーナスで出した後援者以外は1枚も後援者を出さず、相手が動物を出す前に1Rのフラグを切ることができたので大きく有利を取ることができた。
肉食動物のコンボが順調に決まり、良い形で終盤にいくことができたので[[研究機関>アークノヴァ/マップ#a3acd9df]]の[[2機敏>アークノヴァ/動物カード#od92cb11]]ボーナスを活用して手数圧縮。
[[研究機関>アークノヴァ/マップ#a3acd9df]]の特性である条件を1つ無視は、そもそも左下に到達せずに終わってしまって活用できなかった。
とはいえ、研究機関は合計10金のボーナスが落ちていて、右から入ると大学ボーナスも近いためそちらからプレイするのがお気に入りのマップである。&br;&br;


** 4人戦4番手, 26ターン終了, 116点, とくちゃん(Tomoaki) [#b8a91a4d]
https://boardgamearena.com/table?table=396435558

特にこれといった戦略的な取り柄はないのだが、[[霊長類学者>アークノヴァ/後援者カード#S236]]と[[ヒヒの岩>アークノヴァ/後援者カード#S247]]のコンボがぶん回り、ほぼそれだけで高速で勝利したゲーム。

[[霊長類学者>アークノヴァ/後援者カード#S236]]は11回起動で33金、うち自分で出して手に入れたのが24金。[[ヒヒの岩>アークノヴァ/後援者カード#S247]]は7回起動で14訴求点+1保全点。

ここまで特化に成功することは滅多にないと思うので、参考までに載せておく。&br;&br;


** 4人戦1番手, 28ターン終了, 153点, とくちゃん(Tomoaki) [#ca62b8cc]
https://boardgamearena.com/table?table=527047566

[[科学図書館>アークノヴァ/後援者カード#S208]] → [[考古学者>アークノヴァ/後援者カード#S221]] のスタートで、3つの大学すべてを配置ボーナスで賄えてしまった極端なゲーム。それだけでも十分強いのに、[[通用口>アークノヴァ/後援者カード#S257]]を取れたことでさらに[[考古学者>アークノヴァ/後援者カード#S221]]が加速し、タイミング良く[[オカピの小屋>アークノヴァ/後援者カード#S253]]を拾えて保全点ボーナスと合わせて後援者の3枚同士出しに成功したり、ピンポイントで[[探検家>アークノヴァ/後援者カード#S262]]を引けたり、[[科学実験所>アークノヴァ/後援者カード#S201]]、[[医学の飛躍的進歩>アークノヴァ/後援者カード#S206]]といった研究コンボ系のカードをしっかり取れたり・・と、噛み合いすぎてヤバかった。

保全計画は草食動物に特化し、最後は[[ジャイアントパンダ>アークノヴァ/動物カード#A433]]を出しながら[[助成金:ゾウ>アークノヴァ/後援者カード#S235]]で6点稼いで終了。最終得点計算カードは後援者10枚で4保全点。&br;&br;


** 4人戦4番手, 26ターン終了, 124点, とくちゃん(Tomoaki), ※ 4ラウンド終了 [#t4d9d34c]
https://boardgamearena.com/table?table=567338539

序盤から[[南北アメリカの専門家>アークノヴァ/後援者カード#S210]]が噛み合った非常に珍しいゲーム。2ラウンド終了時点で既に売店4個で収入24金(うち売店収入7金)という、[[通用口>アークノヴァ/後援者カード#S257]]並のポテンシャルを叩き出してくれた。最終的に売店は6個になり、建設アクションでは一切置かずにすべて[[南北アメリカの専門家>アークノヴァ/後援者カード#S210]]の効果で賄ったものである。

お金のメリットに加えて、今回は南北アメリカの保全計画があり、また最終得点計算カードが意匠的な動物園(マップ全埋めで4保全点)だったので、その恩恵も受けることになった。

さらに、終盤に「[[架空索道>アークノヴァ/後援者カード#S246]] → [[地質学者>アークノヴァ/後援者カード#S242]] → 地質学」の最強コンボまで決まり、高得点での早期終了になった次第である。&br;&br;&br;



* アイスクリーム屋 [#u46874f3]

** 4人戦2番手, 26ターン終了, 120点, とくちゃん(Tomoaki) [#l6f4460d]
https://boardgamearena.com/table?table=391276960

早くて安定している[[アイスクリーム屋>アークノヴァ/マップ#ee826b73]]に死角なし!

[[科学図書館>アークノヴァ/後援者カード#S208]]を出してからマップの配置ボーナスで[[考古学者>アークノヴァ/後援者カード#S221]]。[[考古学者>アークノヴァ/後援者カード#S221]]が1ラウンド中に3回発動して5金2評判を稼ぎ出してくれたことにより、大学へ行かずにすんで特に早く終わったケース。後援者も最初の2枚だけであとは全部お金。

[[考古学者>アークノヴァ/後援者カード#S221]]は噛み合うと強いんだけど、研究アイコンの条件が重いから、[[科学図書館>アークノヴァ/後援者カード#S208]]や[[連邦助成金>アークノヴァ/後援者カード#S220]]のような研究アイコンのついた強めの後援者カードを一緒に引けない限りは、自分は序盤からは出さないかもしれない。&br;&br;


** 4人戦3番手, 26ターン終了, 106点, とくちゃん(Tomoaki) [#x34a58b9]
https://boardgamearena.com/table?table=413466779

非常にシビアで面白かった、[[アイスクリーム屋>アークノヴァ/マップ#ee826b73]]同士の4人戦。

Nissy さんが[[ミーアキャットの巣穴>アークノヴァ/後援者カード#S243]]、[[オカピの小屋>アークノヴァ/後援者カード#S253]]、[[土着の家畜>アークノヴァ/後援者カード#S260]]、[[土着のトカゲ>アークノヴァ/後援者カード#S259]]の後援者4枚同時出しで一気にアイスクリーム屋完成というとんでもないコンボを成立させていて、明らかに強そうだった。

自分は[[ホッキョクグマの展示場>アークノヴァ/後援者カード#S251]]で食らいつきながら将来的に[[テングザル>アークノヴァ/動物カード#A451]]を目指す初期手札だったが、そんな中で Hutchin さんから[[アカゲザル園>アークノヴァ/後援者カード#S248]]が出てきて、ディスプレイにあった[[ヒヒの岩>アークノヴァ/後援者カード#S247]]まで1手差で[[ジャコウウシ>アークノヴァ/動物カード#A437]]によって取られるという、どう見ても霊長類で競合することが予想されるヤバい展開。[[ヒヒの岩>アークノヴァ/後援者カード#S247]]を取る予定だったカードアクションは[[ダスキールトン>アークノヴァ/動物カード#A460]]の噛みつきに充て、この時点で絶対に霊長類は渡さないつもりでプレイしている。

ただし、種の多様性の保全計画があったためか Hutchin さんはその後も霊長類にガチになることはなく、2ラウンド中に第1スロットに到達していて普通に強い。残り2つのスロットも3ラウンドの頭には埋まってしまったので、自分は仕方なく3ラウンドの保全計画は生息地の多様性の第3スロットで我慢。

[[インドサイ>アークノヴァ/動物カード#A432]]がずっと取られずに、評判の範囲内まで下りてきて取れたのが本当に大きかった。おそらく多様性の基本保全計画が2つとも既出だから取られづらかったのだろうが、自分は集めているおサルさんたちがことごとくアジアだったこともあり、アジアで容易に5保全点取れそうなので喉から手が出るほど欲しかった。

結果には影響なかったが、ドロー時にうっかり[[ワオキツネザル>アークノヴァ/動物カード#A454]]を捨ててしまう大ミスをやらかしている。貴重な4匹目のおサルさんだったにもかかわらず。なんとかもう1匹おサルさんが来るようにと祈りながら進行していったところ・・[[ゴールデンライオンタマリン>アークノヴァ/動物カード#A465]]が出てきて、かろうじて噛みつくことができた!相手が取れるタイミングもあったと思うが、取られずに回ってきたのがすべて。サイズ1の出しやすさや[[機敏>アークノヴァ/動物カード#od92cb11]]の能力まで含めて完璧で、この強運がなければまずミスを挽回して勝つことは難しかったであろう。

このようにハイレベルな対戦ではあったが、動物や保全計画の効率性を最大限に高めて勝てた良いゲームであった。最終的に後援者は[[ホッキョクグマの展示場>アークノヴァ/後援者カード#S251]]1枚のみ(8訴求点)で、[[機敏>アークノヴァ/動物カード#od92cb11]]を2回後援者アクションに使ったりもしてとことん手数を節約している。&br;&br;


** 4人戦4番手, 24ターン終了, 106点, とくちゃん(Tomoaki) [#oc5ae9e8]
https://boardgamearena.com/table?table=436460312

初めて24ターンを達成。ゲーム自体は少数のキーカードによる比較的シンプルなもので、手順にあまり迷う余地はなかった。

まず、[[ウミガメの水槽>アークノヴァ/後援者カード#S250]]+[[アカゲザル園>アークノヴァ/後援者カード#S248]]で売店のボーナススペースを埋めきり、ほとんど手数をかけずに安定した収入を確保。その後も一切弱い手を打たされることなく、大規模な建設と得点効率の良い動物のプレイを続けていく。保全計画先も[[テングザル>アークノヴァ/動物カード#A451]]と[[インドサイ>アークノヴァ/動物カード#A432]]でしっかり確保。

終盤に引いた[[アジアの専門家>アークノヴァ/後援者カード#S213]]が神で、これでマップを埋めやすくなってさらに1手縮まった。([[地質学者>アークノヴァ/後援者カード#S242]]を出す予定だったのが[[アジアの専門家>アークノヴァ/後援者カード#S213]]になり、[[オオヤマネコ>アークノヴァ/動物カード#A418]]を飼う予定だった囲い地に[[ダスキールトン>アークノヴァ/動物カード#A460]]が入った。)実際、X-トークンを使うなどしてたった5回の建設でマップを埋めきっている点が特徴的だと思う。(極端に早くゲームが終わるときの一つの傾向)

インタラクション的には対戦相手の[[基礎研究>アークノヴァ/後援者カード#S207]]で4金が入ってきたり、受けた妨害も少なく有利ではあったが、1ラウンドに休憩対策で安全に[[ワシミミズク>アークノヴァ/動物カード#A512]]よりもアイスクリーム屋の完成を優先させたことで[[ウミガメの水槽>アークノヴァ/後援者カード#S250]]によるカード売却を諦めていたり(カードは1枚捨てることになった)、決してリスクを取って頑張ったわけではない。

なので、今回は4番手でギリギリの100点到達であったことを考慮しても、真に相性の良いカードに恵まれたときの[[アイスクリーム屋>アークノヴァ/マップ#ee826b73]]には、24~25ターンで終わらせられるポテンシャルが十分にあるということがよくわかる結果ではないだろうか。&br;&br;


** 4人戦4番手, 23ターン終了, 118点, とくちゃん(Tomoaki) [#t74f13fa]
https://boardgamearena.com/table?table=440392150

No Wonders さんの YouTube? チャンネルで紹介していただきました。
https://www.youtube.com/watch?v=vetdjPPigE8

ついに23ターンに突入。後援者、動物、保全計画のすべてがきれいに噛み合い、提携動物園2つのみ大学なしの状態で流れるように終了に至ったゲーム。終了フラグ時の得点も112点でかなり余裕あり。

鳥類の保全計画がある中での[[鳥類学者>アークノヴァ/後援者カード#S238]]、[[アメリカフクロウの小屋>アークノヴァ/後援者カード#S249]]に加えて[[土着のトカゲ>アークノヴァ/後援者カード#S259]]まで初期手札にあり、それだけでも恵まれているのだが、最初のカードアクション直前に[[ホッキョクグマの展示場>アークノヴァ/後援者カード#S251]]が場に出てきて噛みつくことができた。これにより、[[土着のトカゲ>アークノヴァ/後援者カード#S259]]を出す前に種の多様性の5に届く状況になった。

[[ホッキョクグマの展示場>アークノヴァ/後援者カード#S251]]を先に出した分、[[鳥類学者>アークノヴァ/後援者カード#S238]]は遅れて計2回分6金損をしたが、お金が潤沢な[[アイスクリーム屋>アークノヴァ/マップ#ee826b73]]なので問題なし。最終的に5回分15金を稼いでくれた。

[[鳥類学者>アークノヴァ/後援者カード#S238]]を1ラウンド中に出さないと手札条件に引っかかる状況だったために、売店のボーナスマス埋めきりは急がずに2ラウンドになってから。実際、1手差でギリギリ捨てずに済んだが、ここまで噛み合っていると手札は重要なカードばかりなので、これは助かった。

動物は最初の4枚をことごとく南北アメリカでまとめられ、種の多様性の5を取ったあとの2つ目の保全計画であっさり南北アメリカの5に届く。その後も5マスの囲い地を作って[[ヘビクイワシ>アークノヴァ/動物カード#A495]]を飼った上で野生復帰、そして空いた所に[[テングザル>アークノヴァ/動物カード#A451]]を入れて霊長類の5・・と、保全計画は5保全点4連続で、鳥類の保全計画にすら行く必要がなかった。

[[テングザル>アークノヴァ/動物カード#A451]]を出すための動物アクションの改良を[[ニシメガネザル>アークノヴァ/動物カード#A461]]による2評判で評判5に届かせて賄っていたり、アイコンも含めて一切無駄な動物がない完璧な状況。

欲を言えば、19手目に建設アクションのかわりにカードアクションで休憩トークンを進めていたら、仮に他プレイヤーの手が同じであれば休憩を進める手を1手節約でき、([[エボシカメレオン>アークノヴァ/動物カード#A477]]と展示館が減るため)5点減の状態で22ターンで終わっていた計算。さすがに相手がどのくらい休憩を入れてくるかわからない以上、手としては自分の得点を伸ばす建設で正解だったとは思うが、[[アイスクリーム屋>アークノヴァ/マップ#ee826b73]]では22ターン終了も夢ではないことを示す展開であった。&br;&br;


** 4人戦1番手, 24ターン終了, 122点, とくちゃん(Tomoaki) [#x38e7d54]
https://boardgamearena.com/table?table=440399040

24ターンゲーム初の120点超え。多様性の保全計画が両方あるため得点を稼ぎやすい場だったとは思うが、ここのところ[[アイスクリーム屋>アークノヴァ/マップ#ee826b73]]は24ターン、23ターン、24ターンと、すこぶる調子が良い。(ここまで好結果が続いているのはおそらくたまたま)

[[科学図書館>アークノヴァ/後援者カード#S208]]と[[アーケード>アークノヴァ/後援者カード#S281]]でお金を潤沢にした上で、保全計画を重視して突っ走ったかたち。[[ケヅメリクガメ>アークノヴァ/動物カード#A471]]による[[日光浴>アークノヴァ/動物カード#vcb28c62]]も、序盤の拡大再生産に有効だった。

ハイライトは、2評判の協会アクションを踏みながら寄付をし、ライバル(種の多様性の5のレディだった)よりも先に保全点5に到達させてボーナスの提携動物園を得ながらワーカーを獲得したところか。[[アライグマ>アークノヴァ/動物カード#A415]]を持っていて直後に協会アクションを5に持ってこれる状況だったので、ロスなくこの動きが可能になる。

こうして提携動物園を取れたことで真っ先に生息地の多様性の5のレディになったが、狙っている人がいなさそうだったので先に種の多様性の4を取った。ちょうど[[ハクトウワシ>アークノヴァ/動物カード#A505]]を噛みつける良いタイミング。

終盤は[[ジュゴン>アークノヴァ/動物カード#A446]]を取れて、オーストラリアの保全計画へ向かえたのが命綱。4でいいと思っていたが、[[パプアヒクイドリ>アークノヴァ/動物カード#A516]]を場から直接プレイできたことで5になって最大得点。加えて[[科学図書館>アークノヴァ/後援者カード#S208]]と[[アーケード>アークノヴァ/後援者カード#S281]]の終了時得点もあり、120点の大台に乗るに至った。

今回、ふれあい動物園は売店のボーナスマスを埋めるためだけに建て、ふれあい動物は一切飼わず。実際、初期の8枚と手札上限に引っかかった分で計2枚ふれあい動物を捨てている。捨てたときはやや名残惜しい気持ちもあったが、(展開によっては)ふれあい動物園は空でも全然問題ないことが改めて証明されたと思う。ふれあい動物よりも、保全計画に絡むアイコンを持つ動物のほうがずっと大事である。&br;&br;


** 4人戦2番手, 24ターン終了, 112点, とくちゃん(Tomoaki) [#da770240]
https://boardgamearena.com/table?table=516792825

ついに2ラウンドまでに保全計画へ行けなくても24ターンで終わった[[アイスクリーム屋>アークノヴァ/マップ#ee826b73]]。[[地球規模の繁殖計画>アークノヴァ/後援者カード#S215]]の力を借りて、アイコン数4で2回(鳥類とアジア)5保全点を取れたのが大きい。他プレイヤーが出した鳥類繁殖計画への便乗と合わせて、保全計画は3回のみ。

[[ホッキョクグマの展示場>アークノヴァ/後援者カード#S251]]と[[アメリカフクロウの小屋>アークノヴァ/後援者カード#S249]]による1ラウンド中の売店ボーナスマス埋めきりからスタート。初手に[[オオサイチョウ>アークノヴァ/動物カード#A502]]があったので、保全計画は鳥類とアジアに特化する方針に。

今回は大陸の保全計画はアジアのみで、あまり[[アイスクリーム屋>アークノヴァ/マップ#ee826b73]]向きの感じではなかった。アジアの提携動物園を取られた時点で2ラウンドに鳥類の2を狙う選択肢もあったが、[[アメリカフクロウの小屋>アークノヴァ/後援者カード#S249]]を活かすためにも鳥類はもっと集めたいところだし、実際集まり始めていたため我慢した。

[[アメリカフクロウの小屋>アークノヴァ/後援者カード#S249]]による知覚力2は本当によく働いてくれた。まず[[オオサイチョウ>アークノヴァ/動物カード#A502]]のプレイで[[レア>アークノヴァ/動物カード#A507]]を引き、[[レア>アークノヴァ/動物カード#A507]]のプレイで[[南北アメリカの専門家>アークノヴァ/後援者カード#S210]]、[[レア>アークノヴァ/動物カード#A507]]本来の[[疾走>アークノヴァ/動物カード#a4a40411]]による1ドローで[[鳥類学者>アークノヴァ/後援者カード#S238]]、そして[[鳥類学者>アークノヴァ/後援者カード#S238]]のプレイで[[ガラパゴスゾウガメ>アークノヴァ/動物カード#A481]]・・と、流れるように有効なカードを引けていった。[[南北アメリカの専門家>アークノヴァ/後援者カード#S210]]はプレイ時に5訴求点で、終了時の1保全点と合わせると8点相当の高効率。

最後は[[ジャイアントパンダ>アークノヴァ/動物カード#A433]]と[[コモドオオトカゲ>アークノヴァ/動物カード#A476]]で大幅に得点を稼ぎつつアジアアイコンを増やして、アジアの5を押さえて終了。[[アライグマ>アークノヴァ/動物カード#A415]]と合わせて[[ホッキョクグマの展示場>アークノヴァ/後援者カード#S251]]からも1保全点を得られた。

やはり[[アイスクリーム屋>アークノヴァ/マップ#ee826b73]]は中盤以降の収入力が優れているために、[[ガラパゴスゾウガメ>アークノヴァ/動物カード#A481]]や[[ジャイアントパンダ>アークノヴァ/動物カード#A433]]といった高コストの高得点動物をプレイしやすいのが強みだと思う。(もちろん[[サイ>アークノヴァ/動物カード#bba90a70]]や[[ワシ>アークノヴァ/動物カード#pedb11c0]]も然り。)保全計画に多少苦労しようとも、収入を増やせて良い動物カードさえ手に入れられれば十分補えることをよく表した結果である。&br;&br;&br;



* ハリウッド・ヒルズ [#cfe5c5c5]

** 4人戦4番手, 27ターン終了, 111点, とくちゃん(Tomoaki) [#f84b24b0]
https://boardgamearena.com/table?table=463764839

最低評価の[[ハリウッド・ヒルズ>アークノヴァ/マップ#l40f11cf]]でもついに27ターンのゲーム!

保全計画、後援者、寄付の独占・・と、あらゆる側面で恵まれたが、Hマスで取った後援者は1枚も出さず。逆に後援者をあまり出さない(計3枚)からこそ早く終わったとも言え、保全計画が順調なときは素直に速攻を目指すのがよいと思われる。そこに寄付や若干の後援者による後押しがあれば、[[ハリウッド・ヒルズ>アークノヴァ/マップ#l40f11cf]]でも27ターンを実現できることがわかった。

展開としては、最初4番手であるにもかかわらずアフリカの提携動物園が回ってきて、[[ケヅメリクガメ>アークノヴァ/動物カード#A471]]の[[日光浴>アークノヴァ/動物カード#vcb28c62]]でお金を確保しつつアフリカの保全計画につなげる。アフリカを保全点2で諦めるために[[コビトカバ>アークノヴァ/動物カード#A430]]を売ってしまっているのもポイント。

その後は初期手札も含めオーストラリア方面に恵まれたので、オーストラリアに特化していく。[[ウォンバット>アークノヴァ/動物カード#A450]]、[[ジュゴン>アークノヴァ/動物カード#A446]]、[[ワライカワセミ>アークノヴァ/動物カード#A517]]を出して4ラウンドにオーストラリアの5。その前の3ラウンドに協会アクションを強さ6で打ち、大学(による2評判)と素の2評判を同時に取って評判5に到達させ、効率的に動物アクションを改良して[[ジュゴン>アークノヴァ/動物カード#A446]]の条件を満たしている。

そして終盤に手に入れた[[オーストラリアの専門家>アークノヴァ/後援者カード#S212]]が6訴求点+2育児嚢で10点と、大きな一押しになっている。最後は提携動物園の保全計画報酬も利用し、アジアの提携動物園を取って[[マレーグマ>アークノヴァ/動物カード#A409]]につなげた。&br;&br;


** 4人戦4番手, 29ターン終了, 127点, とくちゃん(Tomoaki) [#v84d6e74]
https://boardgamearena.com/table?table=516071900

大学から入って3ラウンドまでに評判8に到達させ、アクションカードを4枚改良するパターンの[[ハリウッド・ヒルズ>アークノヴァ/マップ#l40f11cf]]。3ラウンドの保全計画で提携動物園を取れば、増えたワーカーも利用してもう一つ提携動物園を取ることができるためこの動きが可能になる。評判は動物アクションを早めに改良して増やしていく。

今回改良を諦めたのは協会。自分はあまりやらない戦術だが、この流れだと3ラウンドまでに収入系の保全計画報酬をオープンにできないので、後援者アクションでお金を、カードアクションでカードを補いたいと考えると、協会を諦めるのも悪くないかもしれない。(提携動物園へ行かずに保全計画や後援者で得点を伸ばせればさらに速いとは思うが。)

今回は場からの直接プレイに助けられたタイミングが2回([[アフリカハゲコウ>アークノヴァ/動物カード#A496]]と[[アーケード>アークノヴァ/後援者カード#S281]])もあり、うまくはいったが同時に展開の運に左右されやすそうな難しさも感じた。後援者を活かすことが求められる[[ハリウッド・ヒルズ>アークノヴァ/マップ#l40f11cf]]ならではだと思う。&br;&br;


ちょっと特殊な展開になったと思うので、以下に時系列的にポイントをまとめておく。

初期手札:[[レッドヘッドアガマ>アークノヴァ/動物カード#A473]]と[[イワオオトカゲ>アークノヴァ/動物カード#A472]]で序盤のお金([[日光浴>アークノヴァ/動物カード#vcb28c62]])とアフリカ方面が良好。

1手目:アフリカの提携動物園を取られてしまったので大学から。

2手目:[[キリン>アークノヴァ/動物カード#A428]]を引けたことで、場の[[グレビーシマウマ>アークノヴァ/動物カード#A429]]が魅力的になる。

3手目:安全策でここで[[グレビーシマウマ>アークノヴァ/動物カード#A429]]を配置ボーナスで拾う。あと1つアフリカアイコンを確保できれば5になる。

4手目:[[アジアの専門家>アークノヴァ/後援者カード#S213]]をプレイしたが、ゲームを通してまったく生息地の多様性を狙う展開にはならず。

11手目:悩んだ末に、[[土着の家畜>アークノヴァ/後援者カード#S260]]を諦めて[[日光浴>アークノヴァ/動物カード#vcb28c62]]。

13手目:場の[[アビシニアコロブス>アークノヴァ/動物カード#A455]]を将来的に狙って3マスの囲い地を建設するが、プレイ直前に取られてしまう。

15手目:奇跡的に[[アフリカハゲコウ>アークノヴァ/動物カード#A496]]が評判の範囲に流れてきて、アフリカアイコンが5つ揃う。

16手目:最初の保全計画で5保全点取れたのは大きい。保全計画報酬で南北アメリカの提携動物園を取る。

しかしその直後に[[ニホンザル>アークノヴァ/動物カード#A458]]による[[こそ泥>アークノヴァ/動物カード#je8575b7]]で[[アメリカバイソン>アークノヴァ/動物カード#A436]]を奪われてしまい、南北アメリカの第1スロットを狙う計画が崩壊。

18手目:最後のHマスで引いた[[ミーアキャットの巣穴>アークノヴァ/後援者カード#S243]]が将来的に11点の大活躍。

21手目:[[ジャイアントパンダ>アークノヴァ/動物カード#A433]]をドロー。

23手目:[[小型動物の専門家>アークノヴァ/後援者カード#S229]]と[[アーケード>アークノヴァ/後援者カード#S281]]の同時プレイが成功。ノーコスト11点の効率。

24手目:地質学が出てきているのは運が良い。

25手目:[[コアラ>アークノヴァ/動物カード#A448]]と[[カモノハシ>アークノヴァ/動物カード#A449]]をドロー。これで[[ジャイアントパンダ>アークノヴァ/動物カード#A433]]までつながるから本当にツイている。

28手目:[[アフリカハゲコウ>アークノヴァ/動物カード#A496]]の野生復帰で得点を取りながら囲い地を確保。

29手目:[[コアラ>アークノヴァ/動物カード#A448]]と[[ジャイアントパンダ>アークノヴァ/動物カード#A433]]で、評判ボーナスと合わせて一気に35点取って終了。