スペイン語でプエルトは港、リコは豊かなを意味し、プエルト・リコは豊かな港、美しい港の意である。(wikipediaより)
現在のプエルトリコはアメリカ領ですが、このゲームの舞台はスペインの植民地時代のプエルトリコです。
2002年ドイツ年間ゲーム大賞ノミネート作品。
ゲームシステムとしては、いわゆるヴァリアブル・フェイズ・オーダー(カーネギー、アースなど)で、手番プレーヤーが選んだ役職を全てのプレーヤーが実行し、選んだプレーヤーは少し得する特権を得ます。また、全てのプレーヤーが役職を選択したら、スタートプレーヤー(総督:ガバナー)が時計回りに移動する、というシステムも特徴的で、1番手、2番手、3番手、4番手が役職を選択したら、次のラウンドは2番手、3番手、4番手、1番手の順に行動するという、いわゆるらせん状のラウンド進行となります。
プレイ人数は2人から5人ですが、もともとのルールは3人から5人で、2人用ルールは後から追加されました。BGAでは2人戦もサポートされています。2人戦ルールは3人戦以上のルールと大幅に違うため、まったくの別ゲームと言っていいでしょう。また、このゲームは、小インディゴ小サトウの建物は非常に基本的な建物なのですが、これらはそれぞれ4枚ずつしか存在しないため、5人戦だと、誰かが買えない人が出てきます。なので、5人戦も好まれない傾向にあります(2人戦は、2人戦だけを好んでやるプレーヤーも多いです)。なので、ここでは、主に3人戦と4人戦について扱います。
Faceman邸ゲーム会では、4人の時は、一日中プエルトリコだけやる、という事も珍しくありません。が、Facemanは、4人戦のプレイクオリティはそれほど高くありません。Faceman邸ゲーム会参加者にみっじさん(BGAname:midge11)という方がいて、4人プエルトリコについてはこの方が自身のブログに非常に高度な戦術論を展開されているので、4人プエルトリコの攻略記事については、みっじさんのブログに任せることとしたいと思います。
本wikiでは、Facemanが比較的得意としている3人プエルトリコについての攻略記事をまとめようと思います。
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